内容説明
わたしたちはテストにパスするために、数学の本当のすばらしさに触れる機会を逸してきた。これからの時代、すべてのビジネスパーソンに数学が必要だ!
目次
第1章 ひと味ちがう計算方法(3や9で割り切れるのはどんな数?;11で割り切れるのは? ほか)
第2章 日常の中の確率論(確率論の始まり;ベンフォードの法則で捏造をチェック ほか)
第3章 代数に翻訳すると(代数を使ってカラクリを暴く;どうしてゼロで割ってはダメなのか ほか)
第4章 見慣れた幾何学の一歩先へ(長方形と平行四辺形と三角形;格子を使って面積を求める ほか)
第5章 カリキュラムを飛び出そう(数学記号の由来;直観に頼りすぎてはならない ほか)
著者等紹介
ポザマンティエ,アルフレッド・S.[ポザマンティエ,アルフレッドS.] [Posamentier,Alfred S.]
アメリカの数学者であり、科学教育の主導的存在。ニューヨークタイムズなどのメディアに定期的に寄稿している。数学と科学の重要性を強調し、カリキュラムの作成などにも関わる
宮本寿代[ミヤモトヒサヨ]
お茶の水女子大学大学院理学研究科数学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
86
マーティン・ガードナーの数学ゲームの本とはかなり異なっていて別の面から楽しめました。ただ本の題名(原題は数学の愉しみ)がもう少し、という気がします。80項目を分野ごとに分けて、数学を楽しくわかりやすく説明してくれます。難しい数式がないので文科系の人でも十分に理解できる気がしました。2018/10/18
Mark X Japan
3
確率が最も面白かったです。数式等の誤植と思われる箇所が多かったのが気になりました。☆:3.52018/10/27
葉
3
数学のセンスがあまりないので手に取った本。代数や確率などその事象の歴史から、学校で習うような内容、そこから先の考え方などについて書かれている。漢王朝の時代にも数学的考えがあり面積などを求めているところが素晴らしく思えた。幾何学的現象やアルゴリズムなども面白い内容が多かった。関数解析などの込み入った話があれば購入も検討していた。2018/10/22
naoto
2
かなり面白かった。これなら、数学に興味を持つ人が増えるかも。個人的には、モンティホール問題が、読んでるうちに突然腑に落ちてきた。さ、あとは勉強だな。2019/11/20
インテリ金ちゃん
2
パッと開いてどこから読んでも楽しめる。数学センスが身につくかは、また別の話...2018/11/24