内容説明
「日本標準の働き方」から抜け出そう。海外で起業し、100都市を駆けめぐってきた著者が伝える、世界で生き抜くための40の知恵と勇気。
目次
第1章 海外に出たらどういう相手と戦うことになるのか
第2章 やっぱり気になる英語、活きた英語をどう身につけるか
第3章 世界標準のワークスタイル
第4章 世界標準の交渉の流儀
第5章 サラリーマンを辞めて起業する前に知っておくべきこと
第6章 世界から日本はどう見えているか
第7章 だからこそ、海外に飛び出す
21世紀の脱藩―あとがきに代えて
著者等紹介
小林慎和[コバヤシノリタカ]
株式会社LastRootsファウンダー兼CEO。ビジネス・ブレークスルー大学准教授。Yourwifiファウンダー。工学博士。大阪府枚方市生まれ。大阪大学大学院卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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友蔵
11
今までの日本は奇跡的に仕事にも対価にも恵まれた国だったのだと思う。グローバル化が叫ばれてから久しいが、労働力が海外から入って来るという事はその単価が外国の水準になって行くという事だと思う。製造業が中国に流れた事によって国内の製造単価も下がりに下がった。これと同じ事が労働力にも起き始めているのだろう。そして収入の格差が大きくなっていく。この流れから自分を守るためには自分でその為の武器を身に着けて、世界と向き合い続けていくしかないのだと思う。2019/04/14
shimashimaon
8
海外に打って出る日本人の若者を増やしたいという思いに溢れています。決して日本悲観論に依拠したものではありません。2018年刊という古い本ながら、現時点でも、また50歳を過ぎた私にとっても刺激的な内容です。読書では、考えているだけでは人生変わらない。行動がすべて。失敗がすべて。そのチャレンジは途方もなく不安と恐怖に溢れている。それでも湧き起こる何かがある。いまの仕事に押し潰されそうになっている場合ではない。『翔ぶが如く』を読んでいますが、正解がない中で行動した人々として幕末の志士に言及したのが印象的でした。2025/03/24
ちから
4
海外展開がうまく行かない理由。一、トップご直接指揮しない。二、ローカライズによる展開をはかっている。三、事業拡大という捉え方をしている。 私の仕事は弊社サービスの海外展開ですが、うまく行かない理由3つとも満たしていました。。!ニンテンドーSwitchのようにローカライズせずとも売れているものがあるのが良い例。2025/04/26
takao
2
1.英語の勉強法 スピーキング:NHKラジオ英会話、ビジネス英会話を丸暗記するまで話し続ける。3年間毎日2時間。例文をすべて100回唱える 誰もが知る絵本を10冊ほど何度も読む 2.SNS ・アリババで会社を探し、チャットでいきなり注文 ・twitterで検索し、ダイレクトメッセージ送付 ・チャットワーク、Slack(エンジニア間で普及)、フェイスブック・メッセンジャー、 ・チャットワーク(非連続コミュニケーション、無意識情報共有(グループ)、ナレッジの蓄積)、仕事の効率は3倍以上2018/08/10
やま
1
海外、特にアジア圏で働くこと、起業することの厳しさと希望について書かれている。海外で働きたい人のはげみになるだろう。2021/01/24