内容説明
古今東西語り継がれる人生の教え77。「北風と太陽」「キツネとブドウ」「人間万事塞翁が馬」…イソップ物語から中国古典まで。
目次
視点と視野と視座
幅広い認識としなやかな思考
思慮深さと正しい判断
聡明さと創造的な仕事
強い組織の精神
働く姿勢と働く意味
正義の心と共同体
科学技術と社会の関わり
人生の道理と「有り難う」
欲望との付き合い方
学びの心得と学ぶ理由
挑戦と持続可能性
自分の物語の描き方
生と死のつながり
どんなときでも「ものは考えよう」
著者等紹介
戸田智弘[トダトモヒロ]
1960年愛知県生まれ。北海道大学工学部、法政大学社会学部卒業。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
133
まあまあ。朝礼とか話のつかみとして使える古今東西の寓話を一冊に集めてまとめた本。超有名なものもあるし、知らなかったものがある。3:7くらいの割合だっただろうか。寓話自体は読んでいておもしろいのだけど、肝心の著者の解説部分が蛇足に感じるところも多々ある。死生観のところの解説はおもしろかった。それ以外は別に解説があってもなくてもよかったかな、という感じ。2020/08/27
とも
89
オーディオブック。 とても面白かった。 七つの習慣に関連するお話もあり、 聞いた話も多かったが、同じお話からも違う教訓を得ることができるのがよかった。 大きな岩と小さな岩のお話がよかった。 まず、大事なところから取り組んで行こう。2021/11/25
けんとまん1007
81
既知のもの、そうでないもの、いろいろ。ものの見方はいろいろある。それによって、こんなにも気づきが違うということ。つまり、そこが、知識と知恵の違いなのかと思った。楽観、悲観。未来志向、過去志向。いろいろだ。きっと、その時の精神状態で、違ってくるんだろうな。2018/04/21
kou
57
どの寓話も面白く、解説も興味深く参考になった。買って良かったと思える一冊だった。2018/05/30
月讀命
57
他人に物事を伝えたい場合、ストレートに物事を話しても上手く伝わらない経験は少なくない。相手が物事を理解してくれない時、違った角度から比喩的に話す。違った視点で俯瞰して話す事により相手が物事の真理を理解してくれる。そんな経験はあったと思う。その為には「寓話」を使うと上手くいく。この本は古今東西の寓話が多く紹介されているが、それらを上手に利用する事により、最良なコミュニケーションが得られると思う。これからの人生を緩急織り交ぜた会話が人間関係を円滑にしてくれるのではないか、仕事に、対人関係に、恋愛においても? 2018/03/11