なめらかなお金がめぐる社会。―あるいは、なぜあなたが小さな経済圏で生きるべきなのか。

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なめらかなお金がめぐる社会。―あるいは、なぜあなたが小さな経済圏で生きるべきなのか。

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799321591
  • NDC分類 336.82
  • Cコード C0034

内容説明

「お金がすべて」の社会のその先に。クラウドファンディング、恩送りの社会。資本主義のアップデートが始まる。今、家入一真が伝えたい、新しいお金、経済の姿。

目次

第1章 「いい社会」って何だ?(海士町との出会い;「現状に満足させない資本主義」の終焉;いい社会の条件)
第2章 21世紀型の生き方と「小さな経済圏」の試み(新しい生き方を探してみよう;CAMPFIREの小さな経済圏への試み;小さな経済圏の新しい貨幣のありかた ほか)
第3章 小さな灯をともし続ける(CAMPFIREをアップデートする;小さな経済圏への環境整備;10年後のCAMPFIRE ほか)

著者等紹介

家入一真[イエイリカズマ]
1978年、福岡県生まれ。活動家。いじめがきっかけで高校を中退後、ひきこもりに。就職後も対人関係に悩み「誰も会わずに仕事がしたい」と起業を決意。2001年、自宅で「ロリポップ!レンタルサーバ」をリリース。2003年に株式会社paperboy&co.を創業。2008年最年少でJASDAQ市場へ上場。退任後は「CAMPFIRE」「BASE」などのウェブサービスを立ち上げ、取締役に就任。渋谷「ON THE CORNER」などのカフェ運営も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

53
評価経済って怖い。何をするにも「いい人でい続けないといけない」という同調圧力が働く時代になり、根はいい人なのに性格が素直じゃないとか、正義感が強すぎる人とか、本当に生きづらい社会になる。承認欲求。認めてくれる人は真近にいるのに不特定多数の誰かに認められようとする人がたくさんいる。ネット起業の代表のような家入さんの言葉だからこそ重い。谷家衛さんとの対談「行きすぎた資本主義」読み応えある。2017/11/17

matfalcon

29
マザーテレサの「死の家」日本版を作ろうかな、と思った。 スマホのカメラを反転すると自撮り、つまり客観。いかにカッコつけても(上から)ハゲ・メガネ・デブは変わらない。2023/03/16

アコ

28
Kindle Unlimited:小さな経済圏=個人や地域レベルで小さなつながりを持ち、支えあっているコミュニティ。「競存から共存」「全体から個人へ」という現代の新しい生き方を提唱。高度成長期とは異なり価値観の多様化や個人主義の時代に生きる若者が「つながり」を求めた結果、シェアハウスやコワーキングスペースが増えたのも納得。著者が運営してるクラウドファウンディング・CAMPFIREもそのひとつだろう。次々とアイデアが浮かび実現し続けているのは同世代目線で尊敬する。が、サービス宣伝は流し読み。2019/06/06

20
自由に移動できず、触れ合いも難しい...そんな疑心暗鬼を、「なめらかなお金」は和らげるかもしれない▼改めて、コンパクトで小回りの利く経済圏、あるいは「楽しく、優しくお金を使う」コミュニティに加わりたくなった。それは派手な大成功例ではなく、持続可能性を感じたからこそ▼読書会で本を紹介した分だけ、著者や書店、図書館に少しずつボーナスが入る仕組み、作れないだろうか...。2020/04/13

baboocon

19
購入型クラウドファンディングにはいくつか金を出したことがあるけれど、仮想通貨とかクラウドファンディング自体にはどこか胡散臭さも感じている。家入さんの本を読んでそれが完全に払拭されたわけではないが、行き過ぎた資本主義社会からこぼれ落ちる人たちに手を差し伸べる、新しい経済の一つの試みなのだというのはわかった。脱成長ではないし、既存の「大きな経済圏」がなくなるわけでもない。そのすき間を埋めるような何か。2017/09/09

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