内容説明
人は死ぬまで生きればよか。いま命があるということは、なにかしらの役目があるですたい。…北九州の片田舎にある小さなお寺の和尚さんがつむぐ、あたたかく、ときに厳しいメッセージ。
目次
第1章 よか人生、人のご縁は宝ものですたい(厳しい世のなか、たったひとりでも味方がいてくれれば、それだけで十分;それって、相手のためにしてるんかいな?本当の愛情ってなんじゃろな;インスタント食品のような人間関係って、なんだか寂しくないじゃろか… ほか)
第2章 よか人生、生きる道は自分で切り拓かんとね(人生は自分で切り拓いていくもの。努力もせんで、他人のせいにしたらあかん;出る杭は打たれるし、空気を動かすもんは嫌われる。それでも、だれかが動かんことには前に進まん;選択肢はいくつもあるさ。大事なのは、自分が信じられる道をひとつえらぶことたい ほか)
第3章 よか人生、命と心を大切に生きなはれ(悲しいときは、泣きゃあいい。喜怒哀楽を受け入れることも“こだわりなき生き方”;なにかを欲しいと思ったら、なにかを捨てよ。まず捨てるべきは、「怠け心」に「欲深い心」かな;なにげない言葉も、態度も、心にあるものが表にあらわれるんだよね ほか)
著者等紹介
山本英照[ヤマモトエイショウ]
中山身語正宗天徳山金剛寺住職(福岡県北九州市)。1962年福岡県生まれ。福岡県立北筑高等学校を経て、龍谷大学文学部仏教学科卒業。約30年にわたり、副住職、住職を務め、檀家や講演参加者に現在も法話を講じ続けている。現在は、僧職のかたわら、学校や企業などからの依頼に応え、講演を全国各地で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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