持続可能な資本主義―「いい会社」に投資し日本一をとった鎌倉投信がみつけた信頼と共感で成り立つ経済のしくみ

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持続可能な資本主義―「いい会社」に投資し日本一をとった鎌倉投信がみつけた信頼と共感で成り立つ経済のしくみ

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  • 商品コード 9784799320495
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内容説明

「短期・分断」の資本主義から「長期・つながり」の資本主義へ!人と社会を犠牲にする「効率至上主義経済」の代案は、すでに日本企業が示している―。経済性と社会性を両立する「いい会社」を訪ね、投資し、国内投信日本一に輝いた鎌倉投信・ファンドマネージャーが出した結論。

目次

第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない(資本主義は「わかっちゃいるけど、やめられない」;「リターン=お金」という呪縛 ほか)
第2章 効率至上主義の代案としての「新日本的経営」(お金をリターンとすると「三方よし」は成立しない;「数字にできないもの」を見て融資していた昔の銀行 ほか)
第3章 現場を訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること(「社員よし」の経営;「取引先・債権者よし」の経営 ほか)
第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ(お金の暴走を止めるだけでは本質的な解決にならない;レバレッジをかけるべきは、お金ではなく信頼 ほか)
終章 資本主義の未来は「個人」がつくる(なぜ、サイボウズは利益を出さないと公言するのか?;企業が社会をつくる時代へ ほか)

著者等紹介

新井和宏[アライカズヒロ]
鎌倉投信株式会社取締役資産運用部長。1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。1992年、住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)に入社。2000年には、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)に入社。2008年11月、仲間4人で、鎌倉投信株式会社を創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍している。2013年には格付投資情報センター(R&I)でも最優秀ファンド賞(投資信託国内株式部門)を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

44
鎌倉投信のファンドマネージャー新井和宏氏の著書。売り上げではなく「いい会社」に投資する鎌倉投信の取り組みを中心に、信頼と共感で成り立つ経済のしくみを解説。経済が複雑化したことで、これまでの「売り手買い手世間よし」の3方よしから、時代にあわせた8方(社員・取引先・社会・地域etc)よしに拡張する必要があると著者は問う。後半に鎌倉投信の手掛ける企業がいくつか紹介されているが、どれも面白い企業だった。 2019/01/27

みねたか@

29
日本の資本主義をどこに向かわせるのか。本書は消費者の商品選択や投資選択によって、持続可能な社会を構築していく道筋を示してくれる。肝は「リターン=お金」から「=資産の形成×社会の形成×心の形成=幸せ」への転換。決して特異な概念ではない。松下幸之助の経営哲学や屋号を大切にする商風土,トヨタが打ち出した経営理念など,極めて自然に腹落ちする。井手英策氏らの経済政策,若い社会起業家たちの活動など,新しい資本主義の胎動。自分自身がこれを支えていく役割を果たすことで社会に貢献できるという新鮮な発見。2019/07/18

はるわか

21
鎌倉投信(結い2101)「リターン=お金」という定義を書き換えることで、現在のフロー重視の資本主義にかわる新しいシステムをつくろうとしている。いい会社は数値化できない。大切なのは数字ではなく主観的信頼。いまの資本主義に時間軸というモノサシを加える。ストック重視の資本主義へ。顔の見える関係から生まれた信頼は簡単に揺らがない。客観的基準が無責任体質を生み出す。極端な価格選好はつながりでなく分断を招く。CSV(共通価値の創造)、マイケルポーター。三方よし、八方よし、コスト発生源でなく付加価値の分配対象と考える。2017/09/18

佐藤一臣

14
企業=理念。経営者は理念を具現化する役割。理念は、八方よしの考えを含む。経済成長というフロー主義から脱却し、ストック主義の新しい評価目標を作るべき。信用創造は、お金にレバレッジをかけていくことだが、本来は人間の信頼にレバレッジをかけること。共通の客観数値だけで、ものを判断すると、形骸化に陥る。あたりに感銘を受けました。近々、この本を課題図書としたセミナーが開かれるので、参加する予定です。2019/10/09

takam

13
行き過ぎたマネーゲームではなくちゃんと事業で人を幸せにしている会社に投資をしましょうという話。共感できる話は多いが、実際に経済合理性を実現しているのか私は分からなかった。新自由主義に世界が流されていった中で、日本の良さをうまく活用できるのか考える機会になった。2018/12/09

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