内容説明
「短期・分断」の資本主義から「長期・つながり」の資本主義へ!人と社会を犠牲にする「効率至上主義経済」の代案は、すでに日本企業が示している―。経済性と社会性を両立する「いい会社」を訪ね、投資し、国内投信日本一に輝いた鎌倉投信・ファンドマネージャーが出した結論。
目次
第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない(資本主義は「わかっちゃいるけど、やめられない」;「リターン=お金」という呪縛 ほか)
第2章 効率至上主義の代案としての「新日本的経営」(お金をリターンとすると「三方よし」は成立しない;「数字にできないもの」を見て融資していた昔の銀行 ほか)
第3章 現場を訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること(「社員よし」の経営;「取引先・債権者よし」の経営 ほか)
第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ(お金の暴走を止めるだけでは本質的な解決にならない;レバレッジをかけるべきは、お金ではなく信頼 ほか)
終章 資本主義の未来は「個人」がつくる(なぜ、サイボウズは利益を出さないと公言するのか?;企業が社会をつくる時代へ ほか)
著者等紹介
新井和宏[アライカズヒロ]
鎌倉投信株式会社取締役資産運用部長。1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。1992年、住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)に入社。2000年には、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)に入社。2008年11月、仲間4人で、鎌倉投信株式会社を創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍している。2013年には格付投資情報センター(R&I)でも最優秀ファンド賞(投資信託国内株式部門)を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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