超訳論語 革命の言葉 (エッセンシャル版)

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超訳論語 革命の言葉 (エッセンシャル版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 1冊(ペ/高さ 15cm
  • 商品コード 9784799319949
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0030

出版社内容情報

本書は、私自身が、この世界を生きるためのよすがを求めて、論語の言葉の響きを聞き取った、その報告である。
論語という、二千数百年という時間を越えてこの私に届いた奇跡の言葉には、人々の心を響かせてきた、
何かがあるはずだ。
私はその何かを聞こうとして、多くの知識を蓄えつつ、耳を澄ませてきた。
その響きを本書ではお伝えしたいと思う。
もちろん本書は、徹底して客観的たらんとしつつ、同時に、徹頭徹尾、主観的な書物である。
それゆえ、ここに書かれていることを、決して鵜呑みにしないで頂きたい。
一つ一つの言葉が、役に立てば役に立て、役に立たなければ、捨てて欲しい。
そして、論語について何かを誰かに言いたい、と考えたなら、必ず原文に当たり、
本当に私が聞き取った響きが聞こえるかどうか、読者自ら確認してほしい。
もし違った響きが聞こえたら、それがあなたにとっての論語なのであり、その響きを大切にして欲しい。
本書はそのための手がかりに過ぎないのである。
(「序」より 著者よりコメント)

内容説明

自分で自分の限界をつくるな。今この時代に読み直したいまったく新しい「論語」。

目次

1 学ぶことは危険な行為だ―学而篇より
2 「知る」とはどういうことか―為政篇より
3 「仁」であるとは美しいことだ―八〓(いつ)篇、里仁篇より
4 楽しもう―公冶長篇、雍也篇より
5 任務は重く、道は遠い―述而篇、泰伯篇より
6 志は奪えない―子罕篇、先進篇、顔淵篇より
7 正直者とは―子路篇より
8 他人を批判する暇はない―憲問篇より
9 考えない者には教えられない―衛霊公篇より
10 有益な友だち、有害な友だち―季氏篇、陽貨篇、子張篇、堯曰篇より

著者等紹介

安冨歩[ヤストミアユム]
1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行勤務。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

18
迷った時にまた読もう。必ず何かが引っ掛かる。2020/03/29

京橋ハナコ

3
少しづつ読んだ。読めば読み程「仁」がよくわからない。自分が小人だという自覚はある。2023/03/01

すこぶる健康

1
小人は身近にいる。2022/03/19

nekomeys59

1
著者の解釈で纏め、論語を読み始めるきっかけになります。だが、「老子」と比べ、孔子と弟子たちの言葉に窮屈さを感じる。どちらも生き方を示す思想ではありますが。 2021/01/15

にくきゅー

1
論語とか古典てのは空所がたくさんある書物でひっかかり力が高ければ高いほどたくさん学びを得られるのだろうなぁ。2019/01/28

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