内容説明
確率の低い事象を引き寄せてしまう「幸運体質」の高校生・榎本幸輔は、小学生時代に仲のよかった本条美雪を事故で失ったことから、その思い出を引きずり、「あの時自分が動けば何かが変わったのでは」と思い悩んでいた。そんなある日、学校に美雪そっくりの女性、東城蒼生と西條茜音が転入してくる。蒼生と茜音。二冊の本で展開する、「可能性」をめぐるラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
johnta_rou
11
「可能性」をめぐるストーリー、茜音編。蒼生編を先に読んだので重なってる部分はサラッと読み。本条美雪を失った世界で生きる幸輔は、茜音&蒼生(告白にOKした世界の美雪と断った世界の美雪)が存在するパラレル・ワールドへ。3つの世界の融合が崩壊を招き、この事態を救うべく彼女は己を切り離す。こっちの方が本ルートっぽい。それにしても、電車で官能小説の朗読って…凄いな…。2016/05/06
浜野誠也
1
2冊で1つの作品ということもあり、同じ文章を多く使用していた。2冊目を読んでいて、「文章書くの楽だな」と思ってしまった。分岐がもっとハッキリしてい、それぞれのサイドがもっと特徴的に描かれていると良かったと思う。ところで、ノベライドルってまだ活動しているのかな?2017/10/01
まめもやし
0
なんか文章がヒドイ。読んでいて違和感のある表現がたくさんあった。(五臓六腑が出るほど声を絞り出すって、言うか??)人物像も安定しているか?龍也とみっちゃん先生のエピソードは必要か?心霊番組ロケで出てきた化け物は何だ?なぜ素人にカメラ持たせる?パラレルワールドが2種類あって、それぞれに行ってみる、ということではなく、それぞれの世界から美雪を連れてくるってどうなんだ?いろいろ文句垂れたけど、次、蒼生読む。2016/04/17
rakanhaku
0
フィクション的な「瓜二つだが別人」、な話だと思って読み始めましたが二とも本人。これはたまげたなぁ。もう片方も読みましたがこちらのヒロインの方が好み。 ゲームのルート選択や二次創作で自分の好みにマッチしたものを楽しむ、みたいな企画とパラレルワールドのアイデアは好みでした。なんだよwラッキーボーイ(笑)ってwwあと一冊にまとめて欲しかったです。この選択肢を選んだら何ページへ移動、みたいな。2016/03/08
詩川あかり
0
茜音→蒼生の順で読破。こっち先に読んでよかったかな。2016/01/30