出版社内容情報
商品概要
哲学を「学ぶ」のでも「信じる」のでもなく「使う」ことを勧めるための本
目次
1 日本人には見えなかった西洋哲学の秘密(日本人の思考と西洋人の思考、最も大きな違いとは?;DNA発見の源はアリストテレスにあった;西洋哲学の根本にある「向こう側」;見えないものにたどり着くには?;「向こう側」を無視したドイツ哲学の失敗;なぜ日本人はドイツ哲学が好きだったのか?)
2 「向こう側」からイノベーションが起こる(「向こう側」を知る4つの方法―「超越」「直観」「にじり寄り」「マーカー総ざらい」;ビル・ゲイツの「直観」;直感は訓練で身につく;直感が来たらすぐ言語化せよ;そして「説得」が必要になる;先見性がなければ失敗するしかない;「チャレンジし、実践する」)
3 「使える学問」と「使えない学問」(「使える学問」「使えない学問」そして「嘘の学問」;学問の淘汰が始まっている;どんな学問が使えないか?;細分化した学問をどう間引くか;「先見性の失墜」;「実学」とは、今を説明できる学問のこと;近代=普遍知の時代が終わった;力を失った左翼知識人)
4 仕事の意味、生きる意味を見つける(理想は人に迷惑をかける;「向こう側」の根拠を目指せ;「向こう側」からミッションを得る;哲学を難しくする必要はない;脱構築の危険;「向こう側」の根拠を無視した「虚構」;「向こう側」の根拠はないが役に立つこともある「擬制」;「直観」した朝鮮半島の歴史;擬制と虚構の中で生きる;個人的に悩むのは意味がない)
著者等紹介
古田博司[フルタヒロシ]
1953年生まれ。筑波大学人文社会系教授。専門は政治思想・朝鮮政治。著書に『東アジアの思想風景』(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館、読売・吉野作造賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまと
kousan
ぽん教授(非実在系)
jin
残心