出版社内容情報
本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く名言を訳出し、「不安と感情について」「自分自身について」「人生について」「行動について」「人とのかかわりについて」「仕事について」「幸せについて」の7章に分けて再構成したものです。
「幸福であることは他人に対する義務である」
「望んでいることはすべて、人を待っている山と同じ。自らよじ登っていかなければならないのだ」
「運命は不変ではない。指をパチンと鳴らした瞬間にも、新しい世界が生まれているのだ」
「嘆きも悲しみも、鳥と同じ。ひょいと留まっては、飛びさっていく」
「まず自分がほほえまなくて、誰がほほえむのか」
時代を超えて読み継がれる1冊を、ぜひお手元に。
* 本書は2007年12月に刊行された『アランの幸福論』より170の言葉を厳選し、文庫エッセンシャル版として再編集いたしました。
目次
1 不安と感情について
2 自分自身について
3 人生について
4 行動について
5 人とのかかわりについて
6 仕事について
7 幸せについて
著者等紹介
アラン[アラン] [Alain]
1868‐1951。フランスの哲学者、本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ(Emile‐Auguste Chartier)。ノルマンディー地方のモルターニュ生まれ。高等師範学校卒業後、才気あふれる哲学教師としてアンドレ・モロワ、シモーヌ・ヴェイユらを輩出する一方で、アランのペンネームで数多くの本や記事を精力的に発表した。1906年より地元紙に「あるノルマンディー人のプロポ(Propos d’un Normand)」というコラムの寄稿を開始、第一次世界大戦前後に約5000編を複数の新聞や雑誌に発表した
齋藤慎子[サイトウノリコ]
同志社大学文学部英文学科卒業。広告業界で主に海外向けの企画制作と他国語編集に従事。その後、オーストラリア、スペインで企業内翻訳などを経て、現在フリーランスの翻訳者。スペイン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももすけ
ピース
kaida6213
らる
やふはふ