出版社内容情報
ニヒリズムや反宗教的思想といった独自の思想により二十世紀の哲学思想に多大なる影響を与えた、十九世紀ドイツの哲学者ニーチェ。「神は死んだ」という主張やナチズムとの関わりを噂されるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、高みを目指す意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残しています。
本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別しました。心ゆくまで、あなたの知らなかったニーチェの世界をご堪能ください。
* 本書は2010年1月に刊行された『超訳 ニーチェの言葉』より190の言葉を厳選し、文庫エッセンシャル版として再編集いたしました。
目次
1 己について
2 喜について
3 生について
4 心について
5 友について
6 世について
7 人について
8 愛について
9 知について
10 美について
著者等紹介
ニーチェ,フリードリヒ・ヴィルヘルム[ニーチェ,フリードリヒヴィルヘルム] [Nietzsche,Friedrich Wilhelm]
ドイツの哲学者・古典文献学者。1844年にプロイセン王国領ザクセンに牧師の子として生まれた。ボン、ライプツィヒ両大学に学び、ワーグナーとショーペンハウアーに傾倒した。若干25歳でスイス・バーゼル大学の古典文献学の教授となる。1872年に処女作『悲劇の誕生』を発表。1879年に大学を辞し、十年にも及ぶ漂泊の中で執筆活動を続けるが、1889年に精神が崩壊、1900年にワイマールに没した。ヨーロッパ思想への痛烈な批判、永劫回帰、力への意志など、その鋭く独自の思想により、ハイデッガーをはじめとする二十世紀の哲学思想に大きな影響を与えた
白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Rico.genge
SHIORI
crr(月雄
a m
書虫
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