サイエンスペディア１０００

パーソンズ，ポール【著】〈Ｐａｒｓｏｎｓ，Ｐａｕｌ〉/古谷 美央【訳】

ディスカヴァー・トゥエンティワン（2015/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 543p／高さ 23cm
• 商品コード 9784799318003
• NDC分類 403.6
• Cコード C0040

出版社内容情報

教科書よりも簡単で、百科事典より親しみやすい「読む科学事典」!
物理・生物・化学から社会科学まで 5000年の歩みを10カテゴリー1000項目に凝縮。
簡潔なキーワード紹介で知る科学のすべて。気になる項目を読み進めるだけで、
その分野の概要を知ることができる。 それぞれのキーワードは五十音順ではなく、
科学のサブカテゴリー(力学、熱、物質……)ごとに並んでいるため、
気になるキーワードを調べるのに使うのはもちろん、サブカテゴリー
に含まれるキーワードを一気に読むという 楽しみ方もおすすめ。そうすることで、
気になるサブカテゴリーの全体像が浮かび上がる。
科学辞典が持つ広範さを保ちながら、ポピュラーサイエンスのように読める
とっかかりやすさを融合させた本書は、 事典としてはもちろん、
想像力を刺激する科学エッセイとしても楽しむことができる一冊。

内容説明

物理・生物・化学から社会科学まで５０００年の歩みを１０００項目に凝縮。簡潔なキーワード紹介で知る科学のすべて。

目次

物理学
化学
生物学
地球
宇宙科学
健康・医学
社会科学
情報
応用科学
未来

著者等紹介

パーソンズ，ポール［パーソンズ，ポール］ ［Ｐａｒｓｏｎｓ，Ｐａｕｌ］
科学雑誌の“Ｎａｔｕｒｅ”、“Ｎｅｗ　Ｓｃｉｅｎｔｉｓｔ”や“Ｄａｉｌｙ　Ｔｅｌｅｇｒａｐｈ”に記事を執筆するサイエンス・ライター。宇宙論で博士号を取得後、“ＢＢＣ　Ｆｏｃｕｓ　Ｍａｇａｚｉｎｅ”、“３０‐ｓｅｃｏｎｄ　Ｔｈｅｏｒｉｅｓ”の編著者を務める。“Ｔｈｅ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　ｏｆ　Ｄｏｃｔｏｒ　Ｗｈｏ”は王立協会が科学書に与える賞の最終選考リストに残るなど高く評価されている

古谷美央［フルタニミオ］
東京大学教養学部英語コース（ＰＥＡＫ）特任助教。東京大学理学部生物科学科（動物学）卒業、同大学院医学系研究科修了。医学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[booklight]

【拾い読みのためにあるような本】造本装幀コンクール 経済産業大臣賞、 日本書籍出版協会理事長賞受賞。物理、化学、生物、地球、宇宙、健康・医療、社会、情報、応用科学、未来と10章に分けて紹介。各章もいくつかに分かれているので、目次を見るだけで科学をどう紹介しようとしているかわかって面白い。説明がちょっと概要的・事典的になりすぎているのが個人的には残念だが人それぞれかな。マスペディアとの編集方針の違いが興味深い。装丁が美しいのは共通している。『置く本』としては装丁も重要ですね。

2020/04/05

[molysk]

科学とは、世の中がどうしてこういうふうなのかという根源的な問いかけをすることである。本書は、科学の５０００年間の歩みを、１０分野の１０００項目に凝縮して、平易で簡潔な言葉で記述することで、科学辞典のような広範さと、ポピュラーサイエンスの文体によるとっかかりやすさとちょっとしたおもしろさを融合することを狙いとしている。索引から特定の項目を調べるだけでなく、分野ごとに全項目を通読することで、概要をつかむことができる、「読む百科事典」である。また、本書は装丁が美しく、手元に置いておくだけでワクワクできる。

2018/10/28

[molsci]

本屋で見かけて惚れました。全分野に渡って学べて知的好奇心を刺激する良い本。知らなかった概念や新しい解釈が色々あって楽しかった。

2018/03/15

[とらねこ]

★4 幅広いジャンルと簡潔な内容で、事典としてはかなり面白い部類に入ると思う。もっと踏み込んで知りたい場合は、これを入口に調べていけば良いかと。中には「なんでこんな用語が解説されてるのだろう？」というのもあったが許容範囲内かな。

2017/09/19

[kyawo]

面白い　ジャンルがしっかりと現代にフィックスしているので読んでいて　基本的に最先端の話の少し後ろが分かる感じがいい。

2017/02/26