ディスカヴァー携書<br> 結婚しない男たち―増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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ディスカヴァー携書
結婚しない男たち―増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

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  • サイズ 新書判/ページ数 334p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799317983
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

単身世帯率4割、5人に1人の男性が、生涯未婚で終わる時代に。
本書は、「結婚できない」のではなく、「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」[そろだん])の 生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動の ヒントが得られないか、をまとめたものである。
「ソロ男」が世代を超えて増え続けると、そこに消費のポテンシャルが生まれてくる。
独身で生きているからこその新しい需要や求められるサービスもあり、
独身であるがゆえに、財布の紐も独身男性本人が握っている。既婚男性のように、
購入する際に奥さんの顔色を伺う必要もなく、男性が自分のために思う存分
消費できる時代なのだ。 そんな彼らの実態に迫る一冊。

【PickUp】
・「ソロ男」は自分のためにお金を使いたい
・「ソロ男」は自由・自立・自給の価値観を持っている
・「ソロ男」は値引き・限定商品に弱い

内容説明

男性の生涯未婚率は近年増え続け、いつの間にか、独身男性はもはや少数派では片づけられないボリュームにまで成長した。人数ボリュームが拡大するということは、そこに消費のポテンシャルも生まれてくる。にもかかわらず、「消費は女性が動かす」と言われて相手にされなかった彼ら独身男性。今までベールに包まれていた、そんな「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」)に着目した。本書は、彼らの生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動のヒントが得られないか、をまとめたものである。

目次

序章 増え続けるソロ男(増える単身世帯・未婚男性;進む晩婚化と急上昇する生涯未婚率 ほか)
第1章 ソロ男の意識・行動を分析する(ソロ男分析1 ソロ男とは?;ソロ男分析2・生活意識 自由に生きるけど、ほめられたい ほか)
第2章 ソロ男のこだわりの趣味(ソロ男はアクティブに「ソロ活」する;ソロ男は映画好き ほか)
第3章 既婚者の中にもいるソロ男(ソロ男が結婚すると、「隠れソロ男」になる;結婚しても意識は変わらない「隠れソロ男」 ほか)
第4章 ソロ男の消費行動の未来(今後、お金をかけたいもの、かけたくないもの;ソロ男が今後利用したいサービスは? ほか)

著者等紹介

荒川和久[アラカワカズヒサ]
博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー。1963年生まれ。早稲田大学法学部卒業。博報堂入社後、自動車・飲料・ビール・食品・化粧品・映画・流通・通販・住宅など、幅広い業種の企業プロモーション業務を担当。プランニングだけではなく、キャラクター開発やアンテナショップ、レストラン運営も手掛ける。従来、注目されなかった独身男性生活者に着目し、2014年より「博報堂ソロ男プロジェクト」を立ち上げた。自らも「ソロ男」である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

48
ソロ男! 初めて聞いた。なるほど男女平等も進んだなぁ。昔からこんな男性いたけど、何かあると思われがちだった。良き時代になったもんだ。趣味に使うお金は、女性の比ではないだろうから、経済的にも悪くはない。そして自分をもっている自立した人は男女問わずかっこいい。そんな人に惚れたらどうするんだろう。2017/07/04

ニッポニア

45
これまた徹底的に調査したものだ。ソロ男は癖がすごい。むしろ癖を作りに向かっている。以下メモ。結婚できないのではなく結婚しない。5人に1人の独身男性はもはや少数派ではない。故に市場の需要も質的に変化せざるを得ない。みじかな人の勧めでは買わないくせに、ネットの見知らぬ人の評価を見て買う。品質の良いものを摂取するという考え方が勝る。ソロ男は球技をしない。消費する行動への誉れをどう作ってあげられるかがポイント。自己の幸せに繋がると確信したものに対しては金に糸目をつけない。2022/10/07

Miyoshi Hirotaka

36
データを類型化してレッテルを貼ることは、理解を容易にするが、類型化の罠にはまるリスクもある。「アラフォー」、「リア充」のように年代やライフスタイルで輪切りにし、企業の広告費を向かわせるというのが広告代理店の戦略。ネタ切れしたのか、次のターゲットは20~40代の一人暮らし男性の「ソロ男」。男性に注目したのは新鮮だが、結論ありきで無理やり数字を使った感じがする。データは過去しか教えてくれない。そこから未来をどう読み取るかは人間の仕事。ビッグ・データへのアクセスが容易になれば、この手の仕事は淘汰されるだろう。2017/10/12

うさうさ

29
博報堂ソロ男プロジェクトによる、独身男性を詳細に分析したマーケティング視点の本。 軽めに読めて、ソロ男像が頭に浮かぶほど各論に落とし込んでいてとても面白い。 これからどんどんソロ男向けの商品が出てきそう。2017/09/08

ハンナ

22
図書館。さまざまな詳細データから、独身男性の傾向などを分析してマーケティング的な視点から考察してみた本。データが多いけれど、あまり堅苦しくならず、対照的な家庭を持っている男性との比較が面白い。何より、後ろのカバー折り返しで知った、代表自身がソロ男だというラストの衝撃(?)がインパクトあり。確かに、ところどころ客観視しきれていないような文章もあったり…。すでにおひとり様マーケティングは成立しているし、物質面では一人でも不自由しないことが一人身でも危機感を覚えないことかなぁ…と思うのでした。2016/11/13

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