出版社内容情報
単身世帯率4割、5人に1人の男性が、生涯未婚で終わる時代に。
本書は、「結婚できない」のではなく、「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」[そろだん])の 生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動の ヒントが得られないか、をまとめたものである。
「ソロ男」が世代を超えて増え続けると、そこに消費のポテンシャルが生まれてくる。
独身で生きているからこその新しい需要や求められるサービスもあり、
独身であるがゆえに、財布の紐も独身男性本人が握っている。既婚男性のように、
購入する際に奥さんの顔色を伺う必要もなく、男性が自分のために思う存分
消費できる時代なのだ。 そんな彼らの実態に迫る一冊。
【PickUp】
・「ソロ男」は自分のためにお金を使いたい
・「ソロ男」は自由・自立・自給の価値観を持っている
・「ソロ男」は値引き・限定商品に弱い
内容説明
男性の生涯未婚率は近年増え続け、いつの間にか、独身男性はもはや少数派では片づけられないボリュームにまで成長した。人数ボリュームが拡大するということは、そこに消費のポテンシャルも生まれてくる。にもかかわらず、「消費は女性が動かす」と言われて相手にされなかった彼ら独身男性。今までベールに包まれていた、そんな「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」)に着目した。本書は、彼らの生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動のヒントが得られないか、をまとめたものである。
目次
序章 増え続けるソロ男(増える単身世帯・未婚男性;進む晩婚化と急上昇する生涯未婚率 ほか)
第1章 ソロ男の意識・行動を分析する(ソロ男分析1 ソロ男とは?;ソロ男分析2・生活意識 自由に生きるけど、ほめられたい ほか)
第2章 ソロ男のこだわりの趣味(ソロ男はアクティブに「ソロ活」する;ソロ男は映画好き ほか)
第3章 既婚者の中にもいるソロ男(ソロ男が結婚すると、「隠れソロ男」になる;結婚しても意識は変わらない「隠れソロ男」 ほか)
第4章 ソロ男の消費行動の未来(今後、お金をかけたいもの、かけたくないもの;ソロ男が今後利用したいサービスは? ほか)
著者等紹介
荒川和久[アラカワカズヒサ]
博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー。1963年生まれ。早稲田大学法学部卒業。博報堂入社後、自動車・飲料・ビール・食品・化粧品・映画・流通・通販・住宅など、幅広い業種の企業プロモーション業務を担当。プランニングだけではなく、キャラクター開発やアンテナショップ、レストラン運営も手掛ける。従来、注目されなかった独身男性生活者に着目し、2014年より「博報堂ソロ男プロジェクト」を立ち上げた。自らも「ソロ男」である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
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ハンナ