内容説明
家電に「スペック」ばかりを求める時代は、終わりつつある―!?これからは、もっとインターフェース(人との接点)を高めた家電、すなわち、ご主人様のためにけなげに働く「可愛い」「やさしい」「いつも側にいてわかってくれる」―「萌え家電」が、暮らしを変えていくだろう。その背景には、日本の擬人化文化、住宅のスマート化、激変しつつある人とAI(人工知能)の付き合い方など、多種多様な要素が関係しあっている。
目次
第1章 しくじったっていい。可愛ければ(トラブルが可愛い;着せ替える;ロボット掃除機の多様な進化 ほか)
第2章 機械に対する意識の変革(ロボットは可愛いという概念;ロボットの老いと死;モノに宿り魂 ほか)
第3章 歩み寄る企業とユーザー(「Siriたん」と戯れる;Siri,HomeKitとAppleの野望;ユーザーの力 ほか)
第4章 人は擬人化を求めている―これからの家電(人間は無意識にモノを擬人化している;コンピュータに「人間」を見てしまう;「生物」を感じる仕組み ほか)
著者等紹介
大和田茂[オオワダシゲル]
学生時代はコンピュータグラフィクスの研究を行う。2005年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。2011年に「萌家電」を発表してからは家電ネットワークに専念。さまざまな家電アプリケーションの開発を手がける一方、一般ユーザーの家電関連開発コミュニティの支援や体験会なども積極的に行っている。博士(情報理工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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