内容説明
いま、世代も国境も越えて通用する最強の武器(リベラルアーツ)を手に入れよう。ベストセラー『絶望の裁判所』著者による本格的かつ戦略的教養入門!
目次
第1部 なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか?(リベラルアーツは、単なる知識の蓄積、教養のための教養ではない;タコツボ型の「知識」から横断的な「教養」へ;ファッションではなく身につき使いこなせる教養;固有の「生」の形と結び付いた教養;自分で課題を設定する能力;理論の裏付けのある実践;リベラルアーツは最も有効な投資;リベラルアーツによって可能になる仕事の質や生き方の深化)
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略(基本的な方法;実践のためのスキルとヒント)
第3部 実践リベラルアーツ―何からどのように学ぶのか?(自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る;社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション―批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ;芸術―物事や美に関する深い洞察力を身につける)
著者等紹介
瀬木比呂志[セギヒロシ]
1954年名古屋市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年明治大学法科大学院専任教授に転身。民事訴訟法等の講義と関連の演習を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
54
読みたい本が沢山紹介されていた。 映画、音楽のの紹介も面白かった。 参考にして作品に取り組んでみよう。 自分の無知がよく分かる。 少しずつ感じ積み重ねていこう。2021/02/02
ショウジ
23
リベラルアーツという言葉に惹かれていたので、本書を手に取りました。帯には「いま、世代も国境も超えて通用する最強の武器を手に入れよう。」と書いてありますが、まさにその通りなのだと思います。もっと早くに出会っておきたかったと思います。紹介されている書籍を少しでも読みたいと思います。2020/09/20
たまきら
22
あはは、こういう上から目線な本を純粋な目で楽しめる時代は、20代まででしたねえ。とはいえ、この手の本はぜひ20代の時に読んで、ガンガン活用して、「自分」を形成する土台の一つとして利用すべしです。どんなに頭が良くても、仕事ができても、英語ができても、中身が薄い人に真の魅力なし。どの場に出てもおじけづかない前向きな個性を身に着けたい。そういう楽しい人たちと出会いたい、とおもう人に。2016/01/18
バカボンのパパ
21
リベラルアーツとは、「単に知識の蓄積であって、教養のための教養ではない」というのが印象的でした。それと、リベラルアーツの紹介、学び方が具体的に、詳しく書かれていたらと思います。少し残念です。2017/03/29
はすのこ
15
リベラルアーツを目指す読書ではなく、範囲を拡大していく事で、リベラルアーツも学んでしまう、そんな読書術こそ、重要。2016/07/18