人生を楽しんでいる人は歳をとらない―医学データが教える

川田 浩志【著】

ディスカヴァー・トゥエンティワン（2015/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 198,／高さ 18cm
• 商品コード 9784799316603
• NDC分類 498.3
• Cコード C0030

内容説明

誰にでも実行可能で、その人の幸せ度がアップし、しかも医学的にしっかりと効果が実証されている健康法。それは“できるだけ楽しく生きるようにする”こと。幸福になる！科学的方法。

目次

１　人生を楽しんでいる人に、これから起こる良いことの数々（人生を楽しんでいる人は、心臓病や脳卒中になりにくい；人生を楽しんでいる人は、健康寿命が長い；人生を楽しんでいる人は、運動が習慣になる　ほか）
２　人生を楽しんでいる人は、なぜ寝たきりになりにくいのか（人生が楽しくなると、よく動くようになる；人生を楽しんでいる人は、アクティブに動き続けている；人生を楽しんでいる人は、マイオカインの恩恵にあずかれる　ほか）
３　人生を楽しんでいる人になる方法（人生を楽しむために、脳の可塑性を理解する；人生を楽しむために、マインドフルネスを実践する；人生を楽しむために、ウェルビーイングになる２１の科学的方法　ほか）

著者等紹介

川田浩志［カワダヒロシ］
１９６５年生まれ、鎌倉出身。東海大学医学部内科学系血液腫瘍内科教授、医学博士。米国サウスカロライナ医科大学内科ポストドクトラルフェローを経て、２０１５年４月より現職。海老名メディカルサポートセンターアンチエイジングドック顧問、日本ポジティブサイコロジー医学会会員、日本抗加齢医学会認定専門医、日本内科学会認定専門医・指導医、日本血液学会認定専門医・指導医、米国内科学会・米国血液学会インターナショナルメンバーなども務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ATS]

★★★人生を楽しんで生きるための方法をエビデンス（科学的根拠）に基づいて紹介している。筆者は人生楽しみ度、EOL（Enjoyment of Life）という言葉を用いているよう。私も同系統の本をいろいろ読んだが、比較的的確に重要な部分を紹介しているように思う。人間のEOL（人生を豊かに生きる）って身体的なものだけでなく、食事や人間関係、認知（現象に対する捉え方）、精神（メンタル）など複雑に関わってくるので、そういうことをざっと勉強するには有用な本であると思う。

2018/12/11

[ceskepivo]

マインドフルネスの実践により、可塑性のある脳の構造と機能が変化し、それに伴って、次の4つの能力が向上するそうだ。①注意集中力、②身体感覚感知力、③情動調整力、④メタ認知力

2024/07/26

[りつきよん]

「人生を楽しんでいる人は、行動範囲が広い」という一節があったが、これはなんとなく分かる気がする。行動範囲が広いひとはアグレッシブで、日々を楽しんでいると感じる。行き詰まったときが、まずは、行動範囲を広げてみるのも手かも？ 地中海料理は、ダイエット効果や生活習慣病の予防にもなることが示されていて興味が広がった。

2023/10/19

[矢田ふみえ]

ずっと持ち続けていた本。幸せは、私のテーマであるけど、なかなかふーんと思えることもたくさんあった。歩く速度で老化がわかったり、仲間が必要だったり、人のために生きることが大切なんだよね。夫婦関係も書いてあったけど、いっしょに何かするってのが大事。フルーツも食べ、1・週感謝を実行する。

2016/01/09

[みーこママ]

①メンタルの管理 ②食生活の改善 ③運動の実践 承知しました。 任せて下さい～😁 『毎日、楽しいことばっかりや無いで』 と言われて育ちましたが、人生を楽しむことは悪いことでは無いのですね。 大きな顔をして毎日楽しく暮らしましょう～。

2020/12/15