ディスカヴァー携書
医師と僧侶が語る死と闘わない生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799316412
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0295

内容説明

芥川賞作家の禅僧と、ガン医療の第一人者が語り尽くす!話題を呼んだ対談『生きる。死ぬ。』を携書化!

目次

第1章 排除するだけでは病気は治らない(ガンになる臓器と性格や生き方は対応している;本物のガンでも治ってしまう人はいる;ガンは治療どころか診断すらしないほうがいい? ほか)
第2章 死と闘わない生き方とは(亡くなった人の生き方を聞く;病気を治す「薬師如来」と身心を癒す「阿弥陀如来」;日本人にとって死は「無くなること」ではなく「どこかへ行くこと」だった ほか)
第3章 ガンになる「性格」「生き方」がある(ガンは「心の病気」;左乳ガンと右乳ガンの患者は生き方や性格がまったく違う;メンタルなストレスとフィジカルなストレス ほか)
第4章 医療の仕組みがこわれる時(「山分けシステム:の中にいる医者は患者のことなど考えていない;手術の達成感よりも大きかった患者さんからの言葉;医療はもともとお布施で成り立っていた ほか)
第5章 「死後」と向き合う(輪廻の思想は日本には入ってこなかった「お地蔵さん」は日本流にアレンジされた仏様;患者さんが死ぬ瞬間、何かが「抜けた」感じがある ほか)
第6章 ガンは「概念」の病気(ガンは考えすぎることで起こる病気;理性は生命の働きを弱めてしまう;一本の植物になって風になびいてみると ほか)
第7章 「不二」の思想と出会う(物事を二つに分け、片方を否定して片方を肯定するのは良くない;「病気は悪いものだ」という考え方をやめれば世界が変わる;てず変化していくことを愛する ほか)

著者等紹介

玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。さまざまな仕事を経て、京都天龍寺専門道場に入門。2001年『中陰の花』で第125回芥川賞を受賞。2007年、柳澤桂子氏との往復書簡『般若心経 いのちの対話』で第68回文藝春秋読者賞、東日本大震災の被災地を描いた短編集『光の山』で平成25年度芸術選奨本賞を受賞。2008年より福聚寺第35世住職

土橋重隆[ツチハシシゲタカ]
外科医、医学博士。1952年、和歌山県生まれ。和歌山県立医科大学卒業。西日本で最初の食道静脈瘤内視鏡的栓塞療法、和歌山県で最初の腹腔鏡下胆嚢摘出手術を施行。帯津三敬病院にて終末期医療を経験、現在は三多摩医療生協・国分寺診療所で外来診療を行なっている。全国各地で講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

beegchiko

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気になる所だけ拾い読みした。 結果、維摩経と法華経を買って読むことにした。 どちらも「NHK100分de名著」。2021/12/26

彩美心

0
病気になったら闘わず受け入れて前向きに生き方を変える。もうそうするんだ、私。光が見えた。希望を失わず生きていける。ありがたい。2018/05/27

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