内容説明
ガリレオ、ダーウィン、アインシュタインetc.科学者たちはみんな冒険者だった!すぐに、簡単にできる実験で実は危険と隣り合わせだった科学の歴史を追体験!とっておきの物語で、いつの間にか科学がわかるようになる。
目次
紀元前200万年より前 人類が初めて石器を手にしたとき
紀元前160万年~100万年 人類、火を操ることに成功
紀元前8000年 弓矢、そっと忍びよる恐怖
紀元前3500年 シュメール人の大発明
紀元前330年 「平らではない!」とアリストテレスは叫んだ
西暦132年 予測的中!張衝の地震計
西暦850年 中国の錬金術師の火薬
西暦1504年 月食は神の怒り?
西暦1616年 ガリレオが望遠鏡で見たもの
西暦1665年 アイザック・ニュートンのりんご〔ほか〕
著者等紹介
コノリー,ショーン[コノリー,ショーン] [Connolly,Sean]
BBCのラジオ番組“Five Live”と“Radio Wales”でも活躍するサイエンス・ライター。子ども向けから大人向けまで50冊以上の著作がある
古谷美央[フルタニミオ]
東京大学理学部生物科学科(動物学)卒業、同大学院医学系研究科修了。医学博士。専門は再生医療と感染症(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめ
14
実験材料の項目にさらりと、助手、とか書くのやめて(笑)つぼる。荒木飛呂彦氏には是非、ジョン・スタップで奇人変人列伝を描いて欲しいところ。最高にイカシタ野郎だぜ!それにしても、優れた技術とみると、人殺しに使おうとするのはやめて。人殺しなんてそんな面白くないよ‼︎2015/11/06
libra
11
タイトルに騙されてしまった。実験的な本かと思ったら石器時代から現代までの人類の発展を科学的な見地からみた科学の歴史本。とはいえ、常識的な事実として知っていることを簡潔にまとめられているので新たな発見があったりしたけど、、、思ってたのと違っていた。確かに自由研究の助けになりそうな本。ニュートンの巨人のエピソードはよかった。謙虚ですな。2016/02/06
まっ黒大魔王
10
原始の時代、人が火を使い始めたその日から人の科学への飽く無き探究心は始まったといえる。火を起こすことから現代の高速衝突機まで、人類の発展を垣間見ることのできる(?)33の実験を紹介。中には小学校の夏休みに使えそうなものもあれば明らかな子供騙しもあり(笑)2016/01/13
ゆき
10
装丁と中身がとても凝っていて、つい手にとってしまいました。ちなみにこの本の表題は知ってしまうと「な~んだ」です。道具を使えば良いのですから。でも一瞬何も無い状態でナントカ解決しようとした私は未だ脳は類人猿なのかもしれません。2015/04/10
猫
8
石器を手に取った瞬間から人類が歩んできた、科学技術発展の歴史をざっくり且つわかりやすくまとめた本。各章ごとに子供(小学生くらい)向けの実験紹介もあり。スポンジの化石化実験はちょっと面白そうかも。大人が読んでもなかなか楽しい。それにしても人間てヤツは、何故に何でもかんでも武器化したがるのか…。2016/02/20