内容説明
商品をヒットさせるのは難しい。ヒットを継続させるのはもっと難しい。プラモデル開発から動画配信までガンダム・ビジネスすべてを率いた著者が公開する仕事術。
目次
第1章 人に負けない武器を身につけよ
第2章 最強のチームをつくれ
第3章 自分の仕事にこだわりを持て
第4章 いつでも現場を大切にせよ
第5章 時代の一歩先を行け
第6章 情熱を持ち続けよ
著者等紹介
松本悟[マツモトサトル]
一般社団法人日本動画協会専務理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIDE
7
前半はガンプラという商品の形式がどのように作られたかで、後半につれて商品でなくて売る環境自体を作ったり、あるブランドを維持し続けることについて語られていきます。こういう背景の話を直接関わった人から聞いたりする機会はなかなかないので、珍しいものを読めて良かったです。2015/03/24
奈良 楓
4
「仕事術」というよりは、エッセーだと思います。面白かったですが。サン○イズがガンプラに乗り気でなかったなど、割合赤裸々に書いています。2015/02/26
Tenouji
3
フルCGのガンダムIGLOOって知らなかった!単にバンダイの開発者話しかと想像してたけど違った。ある意味、メディアミックスのはしりをやってきたんですね、ガンダムって。アニメと玩具(プラモ)のコラボって、今でこそ当たり前になってきているけど、いろいろ経緯があったんだと初めて知りました。アニメとプラモって、ソフトとハードで溝が埋まらないってのによく似てるのかもw。2015/02/28
chippy
2
ガンプラ開発者が語る仕事論。この人はもちろんすごい人だというのは間違いないし異論もないけど、書いてることはごくごく当たり前のことだけで面白味がなかったのが残念。手を抜かずに小さなひとつひとつから学ぶ、仕事にこだわりを持つ、チームワークを大切に、新しいことにチャレンジ、情熱を持つなど。2015/02/25
えーてる
0
ようするに「ガンプラはワシが作った」という人が書いたそういう本なのだが、やんわりと書かれているとはいえ、富野由悠季との確執が相当あったらしいことが書かれていてじつに興味深い。実際、この人がサンライズの取締役になっていなければ、ガンダムビジネスはここまで続いていなかった可能性が高いわけで。それがよかったのかどうかは今となっては判断できない話。2015/03/20