出版社内容情報
迫りくる財政破綻の危機を避けるには?
民主党の経済通として知られる著者が、財政破綻の可能性とその回避策をわかりやすく語る。
内容説明
アベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱。元国家戦略担当大臣、民主党きっての政策通による国民への警鐘と呼びかけ。
目次
第1章 迫りくる財政破綻の足音(財政破綻の最大の被害者は「国民」;実際に内外で起きた財政破綻の悲惨さ;日本の財政状況はいかに危機的なのか)
第2章 財政破綻の引き金のロックはもう外れている(財政破綻が起こるメカニズム;財政の信認を維持するために必要なこと)
第3章 円高トレンドから円安トレンドへ(日本大バーゲンセールが始まった;はたして円安は日本にとって好ましいのか)
第4章 自立した地域社会が日本を救う(自立した地域社会を構築する;地産地消を進める;都会と田舎をつなげる;世界とつながる)
第5章 「足るを知る」ことが第一歩(意識を変えれば社会は変わる;豊かなのに不幸せな日本人;「次の豊かさ」の実現のために)
著者等紹介
古川元久[フルカワモトヒサ]
1965年愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省(現財務省)入省。米コロンビア大学大学院留学。94年退職。96年に民主党結成に参加し衆議院議員初当選(愛知2区)。以降7期連続当選。内閣官房副長官、国家戦略担当大臣・内閣府特命担当大臣(経済財政政策・科学技術政策・宇宙政策)などを歴任。開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の同時解消を目指すNPO法人「TABLE FOR TWO」の創設に参加するなど社会貢献活動にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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