内容説明
日本にヴェンチャー精神がないなんて誰が言った?旧世紀型ビジネスモデルの限界を打ち破れ。これからの日本を変えるのは若きヴェンチャーなのだ!コンサル業界に新風を巻き起こす並木裕太と「WIRED」編集部のコラボレーションで贈る未来を担うビジネスマン必読の一冊!
目次
0 変わりゆくビジネスマインド―ヴェンチャーを再定義する
1 ニッポンの起業、その現在―なぜ日本からFacebookは生まれないのか?
2 再生へのソリューション―日本の大企業における問題点をあぶり出す
3 21世紀のビジネスチャンス―イノヴェイションはなぜシリコンヴァレーから生まれるのか
4 変革の予兆がみえた―新しいTOKYOヴェンチャーシーン
5 ニッポンは誰を必要としているか?―企業、大学、投資家、社会が育てるべき人材
6 ステップゼロの存在でありたい―マネジメントコンサルの新機軸を目指して
著者等紹介
並木裕太[ナミキユウタ]
フィールドマネージメント代表取締役社長。1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルヴェニア大学ウォートン校でMBAを取得。2000年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、最年少で役員に就任。09年にフィールドマネージメントを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
起業したい人の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月世界旅行したい
10
ソフトバンクに子会社と関連企業が多いのはベンチャーへの投資が多いからなのね、今更知った私は世間知らず。2015/05/12
Don2
8
2014年の本。主題はスタートアップ(SU)創業。2006年のホリエモン逮捕がが比較的新しい話題として載っている。これを読んで思うのは①インターネットやPCの計算力を梃子にした既存ビジネスのCX革新・効率化は改めてえげつないムーブメントだったということ、②その時代を生きた人間の全能感はすごいが、私自身はこのキャラじゃないなということ、③本書に出てくる会社もいくつかはつぶれており、日本のようにVCの市場が小さいと成長曲線が寝て大手の資本に勝てないのかもな、ということ。2023/10/22
k7ight
2
日本が起業家が育たない環境であることを指摘しつつ、そんな日本で起業するに至った様々な人達にインタビューを行った結果をまとめてある。目の付け所や行動力には驚嘆するものも多い。2014/04/06
Akitoshi Maekawa
2
フリークアウト佐藤さん・ラクスルやすかね、と知っている人が乗っていたこともあり購入。フィールドマネジメント並木さんが、各所にインタビューした内容を集めた構成。自分の1984年生まれはヴェンチャー界隈では、シニアの領域になってきたな〜と再認識。CAOの発想は自社でも取り入れたい。「新規事業創出力」の診断も、やや耳が痛かった。「動機と仕組みと保証」を担保できるか、本来一定量の体力のある組織の方がチャレンジできる事もあるはずなので、個人の研究テーマにしたい。2014/03/07
FUMI
2
これwiredの本、読んでよかった。わくわくするね。「Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール」を読んでいたので理解しやすかったのかも。2014/02/18