IT社会事件簿

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IT社会事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799313626
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0036

内容説明

ドクター・キリコ、サイトをめぐる集団自殺、ウィニー情報漏洩と開発者の逮捕…インターネットの本格普及から20年―あの事件の真相を追う!

目次

1(1998―青酸カリをめぐるドクター・キリコ事件;1999―東芝アフターサービス事件l2001―出会い系サイトをめぐる事件多発;2003-04―自殺サイトをめぐる集団自殺多発;2004―小学6年生いよる同級生殺害事件)
2(2003‐―ウィニーによる情報漏洩と開発者の逮捕;2005―マンション耐震強度偽装事件;2005―みずほ証券の株誤発注事件;2006―ライブドアと村上ファンド)
3(2006‐―学校裏サイトやプロフ 子どもたちの情報発信といじめ;2007―ケータイ小説ブーム;2008―秋葉原無差別大量殺傷事件;2009―三菱UFJ証券社員による顧客情報持出し;2010―検察官によるフロッピーディスクのデータ改竄;2010―尖閣諸島諸冲殺傷事件の映像流出)
4(2011―東日本大震災とソーシャルメディア;2010‐13―サイバー攻撃&アノニマス&サイバー戦争;2011―ツイッターによる安易なつぶやき;2011-13―大津市のいじめと結婚詐欺&殺人;2012―グーグルサジェストの悲劇;2012-13―遠隔操作ウイルスで誤認逮捕):5 海外編(1998―クリントン・スキャンダル;2010―ウィキリークスによる情報暴露;2011―アラブの春;22011―スティーブ・ジョブスの死;2013-―米政府による大規模諜報活動告発)
6(IT社会が抱える問題点;IT社会の難点と懸念)

著者等紹介

矢野直明[ヤノナオアキ]
サイバーリテラシー研究所代表。1966年に朝日新聞入社。1988年、『ASAHIパソコン』を創刊して初代編集長。『月刊Asahi』編集長を経て、1995年から出版局デジタル出版部長兼『DOORS』編集長。2002年に朝日新聞を退社後、サイバーリテラシー研究所を開設、持論のサイバーリテラシー普及に取り組む。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、明治大学法学部、情報セキュリティ大学院大学、サイバー大学IT総合学部などで教職につく。主な著書に『総メディア社会とジャーナリズム』(知泉書館、2009年度大川出版賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

57
2013年に書かれたネットでの事件をまとめたもの。1998年から2011年までのドクター・キリコ事件、東芝クレーマー事件からアラブの春、ウィキリークスまで。ほとんど聞いたことのあるものばかりで、ネットでまとめられているものばかりなのだが、ポイントを簡潔に解説。背景や今後などもコンパクトに。堅実な内容だった。2018/07/05

ニッポニア

46
面白い、というと不適切かもしれません、しかし我々はすでにこの社会にいるわけで、気をつけるべきポイントは示されている。以下メモ。ストーカー、常軌を逸した行動にさせたきっかけがネットである。加害者家族の手記、育てた親として目を逸らさず、逃げない姿勢でいる。音楽データ交換のナップスター、あったなあ。幇助犯が成立するために、一般的可能性を超える具体的な侵害利用状況が必要。インターネットに参加しているのは個人、個人がたくさんいる場所は公共。子供達のケータイ所持を放任してしまっている状況。重要な他者の存在。2025/04/29

m1104m

3
思えば1995年からいろいろあったなぁ。 半分なつかし、半分そうだったのかの一冊。2016/02/13

are8591

3
ネットワーク利用の歴史とそれに関連がありそうな事件について纏めてある本です。年代順に記載されているので、ちょっとした時間旅行をしたような気分になりました。資料向けの内容です。1990年代の一個人同士の結びつき程度だったのが、時代を経て膨張し、最近ではSNSが革命の原動力になったり、国をあげた大きな組織によるネットワーク監視など話が大きくなっているのに感慨深く、また危機感を覚えました。2015/08/30

k7ight

3
いくつかの事例を取り挙げ、ネットの恐怖について説明している。責任の所在が不明確になってしまうことや、知らず知らずのうちに加害者にされてしまう事件、ほんの小さなミスが莫大な損失につながる危険性をはらんでいることがよくわかる。ネットの便利で快適な面を活用するならば、一人一人がITリテラシーを身につけていく必要があると感じる。2014/03/11

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