ディスカヴァー・レボリューションズ<br> 僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない―投資型医療が日本を救う

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ディスカヴァー・レボリューションズ
僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない―投資型医療が日本を救う

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799313350
  • NDC分類 498
  • Cコード C0034

出版社内容情報



武内 和久[タケウチ カズヒサ]
著・文・その他

内容説明

本書はいわば、全日本国民に向けた「医療啓発本」だ。本書を通じて読者は、深刻さを増すばかりの社会状況のなかで、私たちのとるべき、本質的かつ具体的な医療改革の方向性とその豊かな可能性とを知るだろう。そして、そんな未来を実現するために、私たち一人ひとりに何が求められるているのかを。

目次

序章 僕たちはもう、沈み始めている
第1章 「医療がしていること」と「医療ができること」の大きなギャップ
第2章 今、社会が背負っている「医療」の姿
第3章 なぜ健康とお金をムダにしてしまっているのか?
第4章 医療の実力を発揮させるための二つの基本
第5章 「投資型医療」で、「皆が長く元気で生きられる、持続可能な社会」を目指そう!
第6章 「投資型医療」を実現するための七つの提言

著者等紹介

武内和久[タケウチカズヒサ]
1971年福岡県生まれ。1994年、東京大学法学部卒業後、厚生省(現厚生労働省)に入省して以降、医療・福祉・年金など社会保障政策の企画立案に携わる。厚生労働省大臣官房、政策統括官、医政局、在英国日本国大使館一等書記官等を経て、現在、民間企業に在籍中

山本雄士[ヤマモトユウジ]
1974年札幌生まれ。1999年東京大学医学部を卒業後、同付属病院、都立病院などで循環器内科、救急医療などに従事。2007年Harvard Business School修了。科学技術振興機構フェロー、(株)キャピタルメディカ最高医療責任者、慶應義塾大学クリニカルリサーチセンター客員准教授、内閣官房企画調査官などを歴任。現在、(株)ミナケア代表取締役、ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーを兼任。ヘルスケア全体のマネジメントを中心に、政策提言や講演活動を国内外で行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

52
人生において何を大切にするか、元気なうちに考えて。以下メモ。今の医療は健康を無駄にしてしまっている。糖尿病による人工透析によって多くの時間と体力が奪われ、生活の質が大きく損なわれてしまう。死なせない、ことが医療のミッションであり、病人がいないとお金が回らない仕組みで回っている。医療費は65歳以上が全体の55%を使っている。情報の非対称性、不確実性という医療の宿命。マネジメントの欠如が今の医療を産んだ。イノベーションは常にギャップを乗り越えて登場するもの。健康にすればするほどご褒美がもらえる投資型医療に。2024/05/19

Yunemo

11
国民医療費40兆円ですか。今の日本、医療をはじめとする社会保障費のために国全体が沈む状況。一体どうすれば。いろんな提言、確かにと頷くばかり。医療とは、病気を治すため、病気から守るため、この違いは大きい、はっとする感覚。現役時代に健康、病気のケアの先送り、前期高齢者になって重症化、高齢者医療費の急激な増加、なんだか身につまされる想い。個々人ができるちょっとした自助、互助、大したことじゃないはずなのに、出来ずにいる自身がいます。医療界そのものより、個々人の健康ケア意識をどう実践して行くのか、まずここからです。2015/10/11

Humbaba

7
医療においては、レベルが高くなればなるほど最終的に必要なお金の額は少なくなる。良い治療は回数が少なくなり負担減る上に、その後の再発も無いため一度きりの出費で済む。しかし、そのように良い医療を受けるためにはどうすればよいのかという流れができていない状態では、無駄や不公平が多くなってしまう。2014/08/20

Humbaba

6
問題が発生してからそれを治療するためには、多くの時間とコストが必要である。しかし、病気になる前から対処をしておけばそのようなコストは払わなくて済む。無論、対処するために全くコストを払わなくて良いというわけではないが、あとから泣かないためにも、充実した生を送るためにも最初から支払っておいたほうが総合的なコストは安く済む。2013/09/10

ひめぴょん

3
現在の医療は病気になるのを待たないと始まらないトラブルシューティング型医療と指摘。日本の医療が健康とお金を無駄にしている現状を端的に述べた言葉「節約することで 浪費している」というのは刺さりました。 これからの医療は 皆が長く元気で生きられる持続可能な社会が目的であるべき。そのための医療の在り方を変える方策を政府に採ってもらいものです。 2018/11/26

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