内容説明
たいせつなものをわけあうってしあわせ―この本は、自分がたいせつにしているものをお友だちとわけあうことのすばらしさを伝えています。お菓子やおもちゃを、ひとり占めしている子はいませんか?たいせつなものをわけてあげればお友だちは幸せになります。お友だちが幸せになれば自分も幸せになれるのです。
著者等紹介
TERUKO[TERUKO]
絵画、モルタル彫刻などの受賞をへてさまざまな分野で活動。装飾品のデザインや製作、ポスターデザインなども手がける。現在はふたりの子どもの母で、作家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukiko Yosuke
11
青ウサギのバブがお日様にもらった大きなクッキー。最初は一人では食べきれないサイズのクッキーなんだけど、友達がやってくる度にはんぶんこしてあげていたら、当たり前だけどとても小さくなってしまう。大きなクッキーが少し大きなクッキーに、もう大きくないクッキーに、少しずつ表現が変わっていくのが切なくて、それでも友達にクッキーを分けてあげるバブを見ているのも切なくて、最後に友達が食べきれない程のお菓子をもってやってきた時はホロリとした。/小4娘に。2025/05/07
喪中の雨巫女。
8
《書店》大きなものもはんぶんこしていくと…。小さくなるわね。でも、おかげでいろんなものが…。ラッキー!2013/05/05
さよ
6
キャラクターが一つずつしっかり決まっているのがいい。最後も幸せ。劇にしたら楽しいかも?2022/08/31
かおりんご
5
絵本。みんなに親切にしてあげると、いつか自分にも返ってくるんだね。低学年の読み聞かせによさそう。2013/05/09
Yukiko Yosuke
4
お日様にもらった大きなクッキー。最初は半分こしていても平気だったのに、徐々に小さくなって半分こする気持ちがなえてくる。それでも、友達のためにクッキーを半分こし続ける。最後には泣き出してしまうのだが、そこに登場するのは色々なおやつを手に持った友達。「はんぶんこ!」優しい気持ちになれる、可愛いお話。2014/06/26