内容説明
スキルアップの本はもう読むな。ビジネス思考の「型」を学び、自分の頭で考えろ。30歳までに知っておきたい仕事ができる人の思考の習慣。素アタマ=知的運用能力をぴかぴかに磨く45のトレーニング
目次
守(心構えを知る;基礎を鍛錬する;問題に取り組む)
破(先を読む;作戦を立てる;常識を疑う)
離(次元を上げる;場を読む、人を知る)
著者等紹介
久保憂希也[クボユキヤ]
株式会社Inspire Consulting代表取締役。東京国税局において国税調査官として税務調査を担当。その後(株)光通信に転職し、新規事業の立上げを担当。後発事業ながら業界シェアトップ10入りを果たす大規模事業に成長させる。その結果が評価され、さらなる新規事業立上げや上場企業との事業提携に奔走。現在は「結果がすべて」の経営コンサルティングをしている
芝本秀徳[シバモトヒデノリ]
株式会社プロセスデザインエージェント代表取締役。品質と納期が絶対の世界に身を置き、プロジェクトマネジャーとして150名を超えるメンバーを統率、数々のITプロジェクトを成功に導く。その後、企画・開発・販売まで一貫して携わるプロダクトマネジャーとして現場を陣頭指揮。営業活動にも東奔西走し、新規事業の礎を築く。現在、現場のプロセス設計、マネジメントのコンサルティング事業を行う。幼少より武道に触れ、我成道四段および師範資格を保持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
52
仕事に取り組む人のみならず、日々の生活や人生の諸課題への対応についても、それなりに参考になること多数。アイディア想起のためには不断のインプットを推奨する一方で、インプットよりアウトプット重視と一見矛盾対立する項目もあるが、状況に応じ使い分けて柔らか頭でとの意かな。茶道の「守・破・離」の3つのフェーズ45項目の中に簡潔ながら濃密なエキスが収められている。過酷な制約条件がある事は当たり前と覚悟する。トレードオフを疑う。もう一歩先に行くヒントも豊富、ものぐさで惰性に陥りやすい我が身を顧みつつ、早速試してみたい。2024/02/26
みこ
17
特記するほどのことは無い普通の自己啓発本。頭の回転の速い人はこうしている、ああしているといった記述が目立つ。早くない回転数を上げる具体的な方法は書いてない。最後が組織論で締めてしまったところもいただけない。しいて言えば、多角的な視野で物事を考えるようにすると回転は多少早くなるかも。「守破離」の考えに基づいて構成されているのでスラスラと読みやすい点は評価できるが、この手の本をスラスラ読んでしまうのは良いことなのか悪いことなのか。2019/06/08
maito/まいと
11
タイトル見ると、思考速度が上がる方法でも書いているのか、と思ったが、ちょっと違った。従来の思考法や発想、見方やとらえ方を変えてみようという内容で、それはそれでタメいはなった。ただ、要素としてはそれほど目新しいものはなく、書かれている事例は比較的古典的(他でも出てくることの多い)事例が多い。タイトルのような効果を期待するのはちょっと厳しいかも。2017/01/17
メタボン
11
☆☆☆ 当事者意識を持つ、心で覚える、問題は自分で探し自分で考える、なんとなくという部分をきちんと言葉にする、解決策を複数用意する、エレベーターの待ち時間が長いことを解決するためにはエレベーターだけにとらわれない(待ち時間を感じさせないという解決方法もある)つまり問題の領域を広くとらえる、全体最適部分最適をバランス良く考える(サプライチェーンマネジメントはまさにこれ)、といったことが参考になった。2015/01/06
わった
8
前半は、考え方を変え、仕事の時間を設定して…など、頭の回転に関わっていそうなアドバイスが多々ありました。しかし、後半に入ってから、経営やら企業やら、人はどういう人を採用するかとか、自分の評価を上げる方法みたいな、テクニック部分にスポットが当てられていて、「私は今何を読んでたんだっけ?」状態でした。カタカナ語が多すぎて読みにくい部分もありました。 序盤メモ取りながら読んでましたが途中でメモするのをやめました。わたしが求めていた内容の本ではありませんでした、残念。2021/01/07
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