内容説明
1人でも部下ができたら読む本。部下も自分も育てる100のリスト。
目次
1 部下を育てる(その仕事が社会にどう貢献するのかを語る;自分としてではなくチームとして考えるようにさせる;非現実的な目標から部下を守る;会議を効率的にする;会議を楽しむ ほか)
2 上司力を磨く(懸命に働く;部下が憧れる手本になる;仕事を楽しむ;仕事のことで悩みすぎない;今しなければいけないことを理解する ほか)
著者等紹介
テンプラー,リチャード[テンプラー,リチャード][Templar,Richard]
旅行代理店、スーパーマーケット・チェーン、レストラン、カジノ、大学自治会など、幅広い分野で30年を超えるマネジャー経験を持つ。2003年に出版社White Ladder Pressを創設。わずか4年で「イギリスで最も成功した出版社」と呼ばれるまでに育て上げた
米谷敬一[コメタニケイイチ]
1953年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。予備校講師をへて翻訳者に。太極拳と気功の教室も開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺり
18
1人でも部下を持ったら読む本。マネジメントの考え方よりも行動を重視した内容になってます。当てはまるシーンは1人1人違うかもしれませんが、試行錯誤出来るのがマネジメントの役割なのかと思います。2022/02/27
青色
2
ペーペーだけど一応責任者をしてるのでこういう指示を出す側の人間向けの本を割と読んでるんだけど、これまで読んだ中では一番汎用性の高そうなことが書いてあるなと思った。定期的に読み返したい。まず上司が仕事を楽しむことだ、というのがあったけど、それだけは今の自分ができてる自信がある。2019/07/31
akirasira
1
全部で100のルールが書かれており各ルール2ページと読みやすい。上司は部下がいなければにも出来ず、顧客がいないとビジネスにならない。また自分の役割はしっかりと理解しておく必要がある。マネージャーはマネジメントが仕事であり、全ての業務に精通しておく必要は無い。仕事は楽しむものであり、楽しんでいないのであれば転職をすべきである。自身のキャリアについて思うことがあっても野心は腹の中でとどめておくことが重要。優れた上司はストレスとは無縁である。自分がストレスがかかった時の特徴を理解しておく。2025/05/08
もえはる
1
和訳本で、日本の企業内における上司とは若干違うこともあるのですが、基本的には上に立つ人間の思考を説いてある本です。部下育成の方法というのではなく、部下とどのように付き合うか、自分の考えや行動をどのようにするのがベストか?!などが書いてあるよ。2012/08/04
Caesar
0
本書の構成は仕事をする上で、どうすべきか悩む複数の場面にルールと言われるアドバイスが載っている本。パート1では部下を育てる、パート2では上司力を磨くと2部構成となっている。 自分の中で考えている上司と実在する上司、そして自身の振る舞いを見直すために本書を手に取った。結果、普段から意識していることや忘れていたことを思い出させてくれ、明日からの行動に自信をつけてくれる内容だった。読ませたい人はたくさんいるが、そっと本棚のいつでも手に取れるポジションに置いておく。2016/10/16