内容説明
お掃除は、お坊さんにとって修行のひとつ。お掃除のプロ、お坊さんから、部屋もこころもからだもきれいになれる、本格的な掃除のしかたを習いましょう。
目次
掃除の心得
用意すると便利なもの
第1章 水まわり・身のまわりの掃除
第2章 部屋の掃除
第3章 外まわりの掃除
第4章 こころと身体の掃除
掃除を終えたら
著者等紹介
松本圭介[マツモトケイスケ]
1979年北海道生まれ。浄土真宗本願寺派光明寺僧侶。蓮花寺佛教研究所研究員。米日財団リーダーシッププログラムDelegate。東京大学文学部哲学科卒業。超宗派仏教徒のウェブサイト『彼岸寺』を設立し、お寺の音楽会『誰そ彼』や、お寺カフェ『神谷町オープンテラス』を運営。ブルータス「真似のできない仕事術」、TokyoSource「東京発、未来を面白くするクリエイター、31人」に取り上げられるなど、仏教界のトップランナーとして注目される。2010年、南インドのIndian School of BusinessでMBA取得。東京光明寺に活動の拠点を置く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あつひめ
91
人は本を探すとき心の中で欲している物を解決したい…という気持ちがあると思う。今回まさに私が求めているのは…汚れを取ることではなく、心を整えることだった。便利な時代の今、何でも手に入る…お金を出せば掃除もしてもらえる。でも、それは汚れの問題。自分の安住の地をいかに安らげる場所にするかは自分でやらないと出来上がらないと思う。シンプルに生きたい…物に縛られる暮らしではなく気に入った物たちと同居して安らぎを得る。そんな生活は、自分で動かないと手に入ることはないかも。やってみよう!!手元に置きたい1冊と出会った。2014/06/27
おくちゃん🌷柳緑花紅
73
耳が痛い。しかし、是非実践していつもスッキリ晴れ晴れとした心でいたい。まずは水回り。そして、あるべきものが、あるべきところに、あるべきようにしてある事これだけでも頑張ろう。汚れを取ることは、ただ汚れをとるのではなく、心を整えること。暮らしがシンプルであればあるほど、整えやすい。整えよう。今の自分にピッタリの本。2014/08/03
けんとまん1007
68
掃除に関係することを中心にしながら、日々の過ごし方を考える時間となった。一つ一つのことを、時間をかけて、ゆっくりと丁寧にすることの意味を考える。そもそも掃除とは・・に立ち戻ることから説かれているので、素直に、受けいれることができる。神は細部に宿るという。その意味が、少しだけではあるが、わかるように思える。2023/12/29
とも
59
オーディオブック。 水周りを中心に、心を整えてゆっくり丁寧にお掃除してみよう。おトイレのところをもう少し詳しく知りたかった。2024/04/01
mug
54
毎日バタバタと過ごしていると、最低限のことしかできていない…しかもかなり手抜き。。そんな日々から抜け出して、毎日を丁寧に過ごしたい!と思わされる一冊。 『掃除とは、汚れるからするのではなく、こころを磨く「修行」なのです。』 掃除は朝一番に。みんなが起き出してくる頃には、すでにやるべき掃除を終え……早朝のひとり時間📕が楽しみな私には、苦行以外の何物でもない😂😂とりあえず、雑巾がけだけ習慣づけよう😄💦2022/02/03