ディスカヴァー携書<br> 数学に感動する頭をつくる

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ディスカヴァー携書
数学に感動する頭をつくる

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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799310434
  • NDC分類 410.7
  • Cコード C0241

内容説明

算数や数学ができる子たちに共通する特徴とは?国際数学オリンピックのメダリストを多数育てた英才教室講師が明かす「数学センス」の磨き方。

目次

第1章 「数感」とは何か(音感があるように「数感」がある;数学を面白いと感じる力;征服派と感動派;数の不思議を味わうには;理解する数学と解く数学 ほか)
第2章 数学の教育について 初級編(世間の誤解;自ら考え工夫する力をつける;数学を勉強するための一番よい動機づけとは;数学は怠け者の学問?;しかし、計算力は大切だ ほか)
第3章 さまざまな能力の開発方法(記憶力;イメージ能力;発想力;推理力;構想力 ほか)
付録 数感を伸ばす練習問題10

著者等紹介

栗田哲也[クリタテツヤ]
1961年、東京生まれ。東京大学文学部中退後、おもに数学教育関連を中心にした予備校、塾、出版社に在籍。現在は、数学教育、教育・社会一般について執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

24
数学オリンピックに出るような子はどのようか考え方をするのか、「数学力」とは結局どのような能力なのか、身につけるにはどうすればいいのか等など多くの示唆をもらい腑に落ちた。結局は数学に感動できる人は数学を日常生活や仕事にも活かせる人なのだと思える。著者の他の本も読んでみることにした。2023/01/21

わえ

6
数学で必要な能力を解説している。この本を読んで、これまでの自分の数学学習法を振り返って、改善点が多くあったことに気付いた。/「数学力」と一括りにできるものはなく、記憶力、イメージ能力、発想力、推理力、構想力、位置づけ能力(過去に解いた似た問題から解法を見出す能力)、洞察力などの総合力が、数学に取り組む上で大事だという内容。筆者の言う「数感」を、子供に習得させるためのヒントも書かれている。/付録「数巻を伸ばす練習問題10」が面白い。「97の倍数の中にはすべての桁の数が1であるものが存在する」ことの証明など。2019/12/27

つつま

4
数学も芸術と同じように、味わう感性が育ってないとささいな事柄としてあたまを通り過ぎていってしまうと。私はいわゆる数感を取りこぼしてきた大人だ。しかし本を読んで、私個人も数の不思議に興味をもった。うちの子たちも、この作者のように、良い数感が持てたらいいな。それは目先の成績のためでなく。感性の伸びやかさ、すこやかさ、美しさを感じる力。そして数学は実技科目だと。目から鱗の指摘がばんばん。2016/12/28

hanet

3
数学を勉強したくなる読み物として素晴らしい本だと思います。数学を本当に理解するための頭の作り方を教えてもらったような、そんな感じでした。自分は何となく数学へのとっつき方が分かった気がします。ただ、自分の中に数学的世界を作るまで数学に取り組むには相当な覚悟が必要だということも分かりました。あと、頭でイメージする能力は数学に関係なく個人的にもっと鍛えたいです。2011/10/25

2
10年15年前の内容であるも、情報過多の時代を危惧しているのは中々。内容は数学であれどもあらゆることに共通する勉強法にも思える。しかしながら数学脳を持ってないので最後の問題は……(恥ずかしくて情けない話である)。2021/02/01

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