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出版社内容情報
真紀と正面からぶつかりあい、友情を築いた小百合。そしていよいよ、没落を止めるための重要人物である祖父と対面することに…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉鳥
8
祖父の付き人に怪しさしかない。自尊心が強い子が多いだけで意外と素直な子に囲まれているなあ。2021/09/25
さっちゃん
5
第三巻。黒幕、二ノ宮健一登場。と言うか、これまでは、二ノ宮小百合の学園もので進行しつつあったのが、政治的でドロドロとした暗黒の泥沼に足を入れる。竹勇三登場。昔の漫画で『愛と誠』という劇画作品があった。早乙女愛と大賀誠の激烈な純愛を描いたものだが、お嬢様である早乙女愛の周囲には、安定した幸せと不安定な陰謀が渦巻く。二ノ宮小百合の世界観はSF転生物として誇張された部分があるが、わたしの中ではある意味『愛と誠』を彷彿とさせる。二ノ宮小百合は現代っ子である。価値観も違う。しかし、一人の女性である事は変わらない。2023/05/06