内容説明
乗り合わせた船が沈み、南海の孤島に流れ着いた二人の男と三人の女。漂流者たちは各々の方法で必死に生き残るすべを探す。交差する思惑と愛憎、信頼と裏切り。抑えきれない性欲、そして殺意…。極限状態に陥った時、人間のエゴイズムが醜くも美しく露わとなる。孤島サバイバルサスペンス！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
4
サバイバル物を探していて、何となく電子版で購入。あとがきを読んで１８禁サイトのWEB小説だと知ったのだが、エロなんてほとんどないぞ、これ(笑)。普通に楽しめるサバイバル小説だった。著者は「LOST」とかも好きなのかな、と思わせる雰囲気もあり。「蝿の王」や「その孤島の名は、虚」、「東京島」などなど、色々読んではいるけれど、野生に晒された人間の本性が容赦なく抉られていて、かなり好み。全体的に漂うＢ級感も大好きなスパイスです(笑)2015/11/11
tona
2
キャラクター造形もよく(そこそこミソジックではありますが)、話自体も面白いのに、所々言葉が間違っているのが非常に気になる。レイシストの意味違いますよね…？2016/11/10
mukashi
0
本書は無人島を舞台とした群像劇サスペンスである。登場人物の過去やそれに関するギミックがよく練られており、無人島漂流物というジャンルに収まらない作品になっている。2017/12/14
kokona2
0
知人からの紹介にて本書のことを知り、興味本位で読み始めてみましたがコレが面白いのなんの！夢中で読みふけって一気に読破してしまいました。魅力的なキャラクターと先の気になる展開が続く素晴らしい作品でした。2017/06/28
salami
0
昔々HPで作品を読んでいたカスガ先生の書籍が出ている事を知り衝動的購入。キャラ立ちや心理描写に引き込まれて中々読むのをやめられません。2016/05/08
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