出版社内容情報
「いい人生」とはどういうものかと問われたら、
何を思い浮かべるだろうか。「意義ある人生」か「快楽的な人生」か?
幸福感には限界があり、生きがいだけでは満たされない。
哲学×心理学が導き出した自分らしい“最高の人生”のための思考法。
「<インタレスティング>の “ときめき” で、
脳は成長し、人生が豊かになる。あなただけの “心の空き地” の見つけ方」
――茂木健一郎(脳科学者)?
「<インタレスティング>とは、
世の中のことはさておき、“私が生きる” という方法」
――鈴木成一(グラフィック・デザイナー)
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「哲学と心理科学を統合した本書は、「いい人生」における
<インタレスティング>の重要性について、新しい視点を私たちに与えてくれる」
――ジェームズ・ドゥティ
(『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』著者)
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アリストテレスの時代から、人の幸せは「二元論」で語られてきた。
だが、最新の幸福研究により「いい人生」のカギは第3の要素
“心理的な豊かさ” だとわかってきた。
それを生み出すのが本書で解き明かされる<インタレスティング>の技法だ。
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[本書が伝えたいこと]
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・「いい人生」は特別な、才能ある人だけにとっておかれるものではない。
・私たちの心にはまだ自分の人生をいいものにできるだけの力がある。
・達成、目的、意義に支配される人生は非常にきびしいものになる。
・私たちが意義のある人生のために犠牲にするのは「いい人生」だ。
・幸福感だけでも「いい人生」は語りきれない。
・快楽と達成では満たされなかった心の余白に、<インタレスティング> を招き入れよう。
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――人生は豊かで、退屈なんかじゃない。人生はいいものだ。
(本書より)
【目次】
【目次】
はじめに--自分の人生がこれでいいのか不安になっている人へ
第一部 最高の人生に必要なものは〈インタレスティング〉だった
第1章 「幸福感を求める生き方」と「意義を求める生き方」/第2章 「幸福感」の限界/第3章 「意義」の落とし穴/第4章 〈インタレスティング〉がもたらすもの/第5章 最高の人生のための三つの柱
第二部 〈インタレスティング〉の育て方
第6章 追求モードのスイッチを切ってみる/第7章 〈インタレスティング・マインド〉を身につける/第8章 自分の〈インタレスティング・ゾーン〉を見つける/第9章 新しいことは〈インタレスティング〉をくれる/第10章 〈インタレスティング〉な冒険に出る/第11章 人とのつながりと〈インタレスティング〉
終わりに--〈快楽〉〈達成〉〈インタレスティング〉の三つが人生を豊かにする
内容説明
こんな経験はありませんか?―レジ待ちの時にスマホを取り出している。いつもは選ばない本を書店で手にとっていた。雨の日のランニングに爽快感を覚えた。見知ったはずの場所でなぜだかふと立ち止まる。普段身につけない色の服を着てみたくなった。そんな瞬間こそが〈インタレスティング〉の始まりです。幸福感には限界があり、生きがいだけでは満たされない。哲学×心理学の最新研究が導き出した自分らしい“最高の人生”のための思考法。
目次
第一部 最高の人生に必要なものは〈インタレスティング〉だった(「幸福感を求める生き方」と「意義を求める生き方」;「幸福感」の限界;「意義」の落とし穴;〈インタレスティング〉がもたらすもの;最高の人生のための三つの柱)
第二部 〈インタレスティング〉の育て方(追求モードのスイッチを切ってみる;〈インタレスティング・マインド〉を身につける;自分の〈インタレスティング・ゾーン〉を見つける;新しいことは〈インタレスティング〉をくれる;〈インタレスティング〉な冒険に出る;人とのつながりと〈インタレスティング〉)
著者等紹介
ベッサー,ロレイン[ベッサー,ロレイン] [Besser,Lorraine]
ミドルベリー大学哲学科教授。研究分野は幸福論やウェルビーイングについて。「心理的な豊かさ」を研究するチームの創設メンバーであり、国際的にも活躍。専門書に“The Philosophy of Happiness”、“Eudaimonic Ethics”がある。ミドルベリー大学はリベラルアーツカレッジの名門で、時代に即した価値観や多様性、国際性を重視する教育で知られており、米国の最難関のひとつである
松本剛史[マツモトツヨシ]
翻訳家。1959年和歌山市生まれ。東京大学文学部社会学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



