14歳から考えたい暴力

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14歳から考えたい暴力

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799113080
  • NDC分類 K361
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ヒトの攻撃性は、はたして〈生まれつき〉か、それとも育った環境で〈獲得されるもの〉か--。

一対一の決闘では、相手にはそれ相応のケガを負わせ、逆に自分の損傷は小さくしたいと
だれもが考えるが、人類のこぶし(手)と顔はまさにそうなるよう進化したという説もあるとか。

〈暴力〉は人類が太古からもっている特徴のひとつで、時代や地域をとわず存在してきたが、
あらゆる集団や個人が一様に暴力的ということはなく、各時代・各地域によって〈差〉がある。
また一般的に、時代をさかのぼるほど暴力的だったと、とりわけ欧米では考えられているが、
近・現代史をたどることで本書は、かならずしも暴力が減少しているとはいえないと主張する。

対人暴力やジェンダー暴力、集団的暴力や宗教的暴力、過去から現代の暴力まで、
多様な暴力に光をあて、それこそ暴力について多様な考え方があることを知る一冊。

内容説明

「暴力は絶対反対!」「だったら、どうする?」反対するためにも考えたい《暴力》のこと。「問題は、目に見える〈暴力〉だけではない」「あまりにも、ありふれて〈ある〉ことに、あらためて気づかされる」それぞれの時代や社会によって、とらえ方までも変わる〈暴力〉。その多様で複雑な側面を理解するための一冊。

目次

1 暴力、その過去と現在
2 親密関係間暴力とジェンダー暴力
3 対人暴力
4 聖なるものと世俗的なもの
5 集団的・共同体的暴力
6 暴力と国家
7 暴力の性質の変化

著者等紹介

ドワイヤー,フィリップ[ドワイヤー,フィリップ] [Dwyer,Philip]
オーストラリアのニューカッスル大学歴史学部教授、同大「暴力研究センター」創設ディレクターのち所長。ナポレオンの伝記(3巻本)など、フランスの革命期および第一帝政期について幅広く執筆している。現在、暴力の世界史と偶像破壊運動(イコノクラズム)史の執筆に取り組んでいる

荻野哲矢[オギノテツヤ]
1978年生まれ。翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

2
https://claude.ai/public/artifacts/958d0510-48ef-42bb-a438-384a3c9be97d 2025/06/07

Y Koike

0
新刊として図書館に置いてあり興味深く読みました。14歳からの名の通り、一般読者向けの入門書となっており、暴力の分類からジェノサイドまで、歴史家の論説を述べながらわかりやすくまとめてあります。暴力は豊かな国、貧しい国でも起こり、地域性により固有の特徴を持っているようです。人間である以上、生命を維持しないといけないので、残虐かそうでないかはさておき、人に危害を加えなければならない時はあるものですが、それが集団化したり技術的に発展していくと厄介であるなとつくづく思うのです。近年の暴力は精神的なものが主ですね。2025/06/16

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