それでも今の居場所でいいですか?

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それでも今の居場所でいいですか?

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799111475
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日々の暮らしや仕事にフィット感はありますか? 生きづらさや焦燥感を抱えていませんか? これらはあなた自身に問題があるのでしょうか? いいえ。断言しますが、原因のほとんどは「あなたの界隈」によるものです。「?」ですよね。界隈とは、ある人を中心とする、あらゆる人間関係をまとめて指したものです。人は、友人や所属組織、業界、故郷、家族などさまざまな界隈に出入りし、無意識のうちに自分自身の界隈を作り上げています。そして、それぞれの界隈にはそれぞれの価値観があり、あなたは同調圧力を受けています。色々な界隈から少しずつ圧力を受けてつくりあげられた価値観が、あなたが自分で作り上げてきたと思い込んでいる「自分自身」です。逆にいえば、これらの界隈を思い通りに〝デザイン〟することができれば、理想の人生が手に入るのです。

内容説明

あなたの未来はあなた「以外」で9割決まる。周りの人間関係=「界隈」を変えてすべてを好転させる29のヒント。第1回日本ビジネス書新人賞最終候補作品。

目次

第1章 あなたの幸せは「あなた以外」が決める(人が幸せを感じる「仕組み」;「あなた界隈」が幸せの器をつくるワケ ほか)
第2章 在り方・生き方も「あなた以外」で決まる(お金さえあれば幸せか?;お金の価値はあいまいなもの ほか)
第3章 本当の幸せを見つける「界隈デザイン」(理想の人生に近づくために;罠その1「自分探しの罠」 ほか)
第4章 転機のない人生はだいたい不幸(界隈の転機は人生の転機;お金を生む場所・使う場所 ほか)
最終章 それでも今の居場所でいいですか?(「人工の天国」がたどった驚きの末路;自分の周りが「宇宙のすべて」ではない)

著者等紹介

蓮村俊彰[ハスムラトシアキ]
住友商事株式会社デジタル戦略推進部部長代理、東北大学大学院情報科学研究科客員准教授。大阪キリスト教短期大学客員教授、OCC教育テック総合研究所上級研究員。2008年慶應義塾大学を卒業後、電通に入社。2016年、三菱地所、電通国際情報サービスとの共同事業としてFinTech産業拠点The FinTech Center of Tokyo「FINOLAB」を設立。2019年に住友商事に転職、HAX TokyoやQuantum Transformation(QX)Projectの立上・事業開発を推進。一貫して新産業創出に繋がるエコシステム構築に従事。学生時代はプロカメラマンとして数十ヵ国を取材。様々な界隈に出入りし堪能してきた「界隈ソムリエ」として、初の著書である本書にて「界隈性デザイン」を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

26
人は「何かを得る良いことより、失う悪いことの方を、とても大袈裟に感じる」というやっかいな感性を、もれなく持っている。悪い出来事による不幸感は人の本能による増幅補正が入る。更に、日本では、うまくいったら誰かのおかげ、失敗したら自分の努力不足と考え、他人のせいにしないのが美徳と考える人が多い。ちなみに、失敗を他人のせいにしない真面目で誠実な人を持ち上げ、他人のせいにする不誠実な奴を寄ってたかって叩きまくる雰囲気が日本にはある。世界幸福度ランキングで、日本が先進国とは思えぬ低位を毎年叩き出す所以かもしれない。2024/01/21

朝露 

4
著者は、今の自分の状況は、自分自身のせいではなく、自分の周りにある環境(=自分界隈)のせいと説く。そして界隈は選べるのだから選んでいこうという主張である。どういう界隈が良いのか悪いのかは、私にはまだ判断がつかなかった。月並みな感想だが「流れる水は腐らず。人の流れない界隈は淀んでいく。」「界隈を捨てよ、界隈へ出よう」という言葉のとおり、自ら変化を求めて行動することが大事なのだろう。2024/02/29

つんどく

3
「人生はだいたい他人のせい」良くも悪くも我々は周りの環境の影響を多大に受ける。それを界隈と表現し、自らの今とそして未来に良い界隈をできる限り選び、そして変えることが大切だと説いている。そして筆者は生きることとは界隈を広げ続け、界隈を変え続けること、と語る。界隈を変えないと転機のない人生になってしまう。そんな人は世の中にたくさんいるがそんな界隈がどんな末路を迎えるかは本書の終盤に書いてあるネズミを使ったユニバース25の実験に書いてある。さあ新しい界隈でも探しに行こうか!2023/09/16

edamame

2
私自身、今の身の回りの界隈が自分の全ての世界に見えているけれど。これまでも自分の周りの人の流れを読んで、みんな一緒であることに安心感を持っていたけれど。 "普通"と言われる界隈に左右されていた人生ではないか。 やりたいことが何か。そして、界隈を広げていろんな価値観に触れて、自分の理想に合う居心地の良い界隈に出会えたらと。 ほんとは何がやりたかったんだっけ。周りの人に合わせてきた人生ではなかったかと。 界隈を飛び出したって良い。 まずは自分にとって良い界隈がどこか、考えるところから始めようと思いました。2023/08/12

林原琢磨

2
コミュニティの運営者としては読まないわけにいかないと思い購入しました。いざ読み始めると、コミュニティという枠組みではなく、いわば「文化圏」というようなものを捉えた本でした。感想としてはとても面白く、今後のコミュニティ運営やその宣伝、新しい企画に使えるアイディアを沢山得ることができました。具体的かつ実践的なアクションに落とし込むにはやや抽象的な「理論」ベースなところが否めなかったのがやや残念ではありますが、それでも十分学びになりました。特に最終章の「ユニバース25」の話と現代日本のリンクには深く頷けます。2023/07/20

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