出版社内容情報
人気作家Priestによる、再生回数36億回超ドラマの伝説的原作BL小説(台湾リリース版)。
重厚な世界観の中で繰り広げられる数万年の時をかけた壮大な愛と戦いの物語。
邦訳書籍待望の第2巻!
カバー、挿絵:柳 ゆと
・描き下ろし挿絵4ページ
内容説明
罪を犯したあらゆる魂魄を斬ることができ、人間からも鬼からも恐れられる存在―斬魂使。その正体は、趙雲瀾があの手この手で猛アタックを繰り返してきた龍城大学の教授・沈巍だった。「君が斬魂使であれなんであれ、俺は君がいいんだ」人と鬼では歩む道が違う。自らの不吉な出自が趙雲瀾を傷つけてしまうことを恐れる沈巍に対し、趙雲瀾は素直な気持ちを告げる。時を同じくして、特別調査所に新たな事件が舞い込んできた。捜査を進めていく中で、自分の中に眠っていたなにかが急速に蘇っていくのを感じる趙雲瀾。自らの前世、沈巍の過去、そして天地を切り開き人間を創造した太古の神々。複雑に絡み合う運命を紐解きながら、趙雲瀾は真実に近づき始める―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
10
完結巻を読むために再読。次こそ絶対朝チュン回避希望!2024/12/04
はなちゃん
9
中国BLを読むのはこれが3作品目ですが、さすが中国。歴史が長い(それ関係ある(笑)?)と攻めが受を思い続ける長さが想像を超えてくるのか。スケールが違います。てか神代からですか! 脇目もふらず思い続ける執着攻めは大好物ですよ。それにしても、神話が日本人の私には難解でしたが、中国の方にとってもは、するっと理解できる一般常識レベルなのかしらん。2023/06/10
まぁ
8
現代のふたりは順調にステップを踏んでいくわけですが、過去のあれこれは壮大です。つまりは?と思わなくもないですが、神様ならではの理不尽なのかな。とりあえず地上に出た小鬼が初めて見た神様に一目惚れしたことがすべてのはじまりだったというのは、これまた神話だとなる。2024/12/28
なか
7
中国の古代神話が難しくて何回も注釈と本編を行ったり来たり。かなり混乱したけどめちゃくちゃ面白かった。もともとこういう神話が大好きなのでいろんなことが知れて楽しかったです。今回はとにかく神話時代のことが頭に残ってしまったけど現代パートの部分もいろいろ怒涛の展開で面白かったです。もちろん主人公CPのやり取りもニマニマ。しっかり逆転されてしまった雲瀾に笑ってしまった。続きが早く読みたいです。2023/10/15
hallelujah
4
中国神話を前提に話が進むので注釈の数が半端じゃない!(丁寧なお仕事ありがとうございます)丁寧な解説がついているとはいえ、正直話の内容をきちんと理解できているのかは怪しいところだけど…/主人公の前世が神話時代の神であり、理不尽な天意への反感から天地を裂いた後、知り合った鬼王(沈巍)に色々託して死んだんだろうなぁというのは把握した。対する沈巍はその遺言を健気に全うしながら、輪廻転生を繰り返す主人公を近くで見守り続けていたらしい。愛が深い、んだろうけどいまいち事情を分かりきれてないから難しい2023/06/23




