出版社内容情報
病気や寝たきりを防ぐことで、健康寿命を延ばすための本。最終的に老衰死を目標とする。著者は、特別養護老人ホームの施設長を務めて、多くの高齢者を看取ってきた経験から、寝たきりや病気になってしまった老後の過酷さを目の当たりにし、さらに70床しかない施設に常時1000人あまりが順番待ちをしている現状を憂える。高齢者の病気や寝たきりは、食事や生活習慣で7割、がんについては9割は回避できる。そのために必要な知識を予防医学の観点から教えていく。
内容説明
70歳から食事は1日3回「以上」とる。風邪は免疫力を高めるチャンス。老いに立ち向かうための「老化現象」とは?最後に望むのは、過去の栄光より今の健康。薬に頼りすぎず食・生活習慣で病気と寝たきりを遠ざける!
目次
第1章 薬に頼らず、健康寿命を伸ばす(誰でも介護施設に入れるわけではない;病気にならないことが、老後資金を守ることになる ほか)
第2章 加齢による衰えを放置しない(身体は食べたものでつくられる;高齢になると脂肪がつきやすくなる理由 ほか)
第3章 「食べ方」で老いをゆるやかにできる(脳が喜ぶ食べ方から身体が喜ぶ食べ方へ;水分補給で良い飲料と悪い飲料 ほか)
第4章 平均寿命を越えても元気な人は何が違うのか(少し先の生活を思い描いてみよう;「不健康費」をけずって健康に投資する ほか)
第5章 健康不安を相談できる場所を持とう(通院しやすい場所に「かかりつけ医」を持つ;不調が長引くときは「予防の専門家」を頼る)
著者等紹介
坂田武士[サカタタケシ]
一般社団法人日本予防医学マイスター協会代表理事。一般社団法人予防医学トレーナー協会代表理事。株式会社サムライフ代表取締役。薬剤師。予防医学マイスター、予防医学士、オプティマムファスティングコーディネーター、スポーツファーマシスト。昭和大学薬学部薬学科を卒業後、国家資格薬剤師免許を取得。大手製薬会社に6年勤務後、特別養護老人ホームの施設長を4年間勤める。医療、介護の現場に10年携わる中で予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2006年に独立。2009年に株式会社サムライフを設立。2019年に一般社団法人日本予防医学マイスター協会を設立し、全国で予防医学の資格認定を発行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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