出版社内容情報
「本書は、これまで読んだどの著書よりも、同族意識が行動に与える影響を見きわめ、その力をどうすれば破壊的なものから建設的なものにできるかを示している。実に重要な一冊だ」■ロバート・チャルディーニ(『影響力の武器』、『PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間』著者)
「アイデンティティを科学するという刺激的な旅にいざなってくれる一冊。人はなぜカルトに入会し、無意識のうちに同調してしまうのか。また、どうすれば優れたチームを形成し、より良い意思決定に導けるのか──。こうしたことを理解しようと悩んだことのある人にとっての必読書であり、実用的で、面白く、何より人間の行動を理解するための重要な指南書と言える」■チャールズ・デュヒッグ(ベストセラー作家。『習慣の力』、『あなたの生産性を上げる8つのアイディア』著者)
内容説明
分断を感じている、すべての人へ。個人やチームの“潜在力”を引き出し、より良い社会や未来を導くヒント。教養としての“社会的アイデンティティ論”
目次
1 「私たち」の力
2 アイデンティティというレンズ
3 現実の共有
4 エコーチェンバーからの脱却
5 アイデンティティの価値
6 バイアスに打ち勝つ
7 連帯のきっかけ
8 異議を唱える
9 効果的に導く
10 アイデンティティの未来
著者等紹介
ヴァン・バヴェル,ジェイ[ヴァンバヴェル,ジェイ] [Van Bavel,Jay]
ニューヨーク大学の心理学・神経科学准教授。ニューロンから社会的ネットワークにおよぶ、潜在的なバイアス、集団のアイデンティティ、チームのパフォーマンス、意思決定、公衆衛生における心理学・神経科学を研究している。家族、ペットのハムスターであるサニーとニューヨーク市に住み、子供とエレベーターに閉じ込められたまま講義をしたことがある
パッカー,ドミニク・J.[パッカー,ドミニクJ.] [Packer,Dominic J.]
リーハイ大学(ペンシルベニア州ベスレヘム)の心理学教授。人々のアイデンティティが同調や異論、人種差別や年齢差別、連帯、健康、リーダーシップにどのような影響を与えるかを研究している。家族、愛犬のビスケットとペンシルベニア州東部に住む
渡邊真里[ワタナベマリ]
翻訳者。埼玉県出身。法政大学文学部卒業。ソフトウェア開発会社、翻訳会社に勤務後、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はるき
tetsv8