ＰＬＥＩＡＤＥＳ ＰＲＥＳＳ 病案本 Ｃａｓｅ Ｆｉｌｅ Ｃｏｍｐｅｎｄｉｕｍ〈１〉

肉包不吃肉【著】/呉 聖華【訳】

すばる舎（2024/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 358p／高さ 19cm
• 商品コード 9784799111079
• NDC分類 923.7
• Cコード C0090

出版社内容情報

人気作家肉包不吃肉(ロウバオブーチーロウ)先生、日本初上陸作品。　連載を追っていた読者を阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ、陰謀うずまくスペクタルサスペンスBL。装画、挿絵は大人気イラストレーターyoco氏が担当。帯コピーは電子連載を追ってくれていたBLコミック界の奇才・丸木戸マキ先生。
巨大製薬会社の御曹司である１９歳の賀予(ハーユー)は、国内に４人しか患者がいない特殊な精神病を患っている。
彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは１３歳年上の謝清呈(シエチンチョン)。謝清呈の妹、謝雪(シエシュエ)が滬州(こしゅう)大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り、滬州大学に入学した。
３２歳になった謝清呈とは顔を合わせたくなかった賀予だが、謝雪の寮で数年ぶりの再会を果たす。
何かと反発し合う二人だが、とある事件を契機にかつての医師と患者としての関係性を意識していく。新たな事件に巻き込まれる二人だったが、1９年前の謝兄妹の両親の交通事故死の真相に迫り……。

内容説明

巨大な製薬会社の御曹司である１９歳の賀予は国内に４人しかいない特殊な精神病を患っている。彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは１３歳年上の謝清呈。謝清呈の妹、謝雪が滬州大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り滬州大学に入学した。３２歳になった謝清呈と顔を合わせたくなかった賀予だが、謝雪の寮で４年ぶりの再会を果たす。何かと反発し合う二人だが、とある事件を契機にかつての医師と患者としての関係性を意識していく―。

著者等紹介

肉包不吃肉［ロウバオブーチーロウ］
中国人作家。壮大な世界観の中での愛憎、嫉妬、焦り、怒りなど細やかな心理描写、陰謀、欲望が渦巻くストーリー展開を得意としている

呉聖華［ゴセイカ］
中日翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀬々]

大筋は気になる展開なのですが、ことあるごとにゲイじゃないだの異性愛者だのストレートだの書かれていて少々疲れました…。大事なアイデンティティなのかもしれないですが、ここまで書かなくてもいいのではと思ってしまいます。展開は気になるし2巻まで買っているので続きを読みますが、結構気力を削られています。

2024/11/03

[はるさむ]

お互いヘテロ、過去に複雑な事情があって友好的な関係にもない二人がどこをどうやってくっつくの？とあらすじ読んで疑問に思いながら読み始めました。 これからどうやって展開していくか楽しみです

2025/06/07

[佳瑠]

単行本化されている2巻まで読んだ。 今のところは痛々しい話という印象。同じ作者の二哈と照らし合わせると作者の性癖がよくわかる、主人公と読者を苦しめるのが好きなんだね……。 酷いことをしているのは賀予だけど、苦しんでいるのも賀予で、謝清呈のことはまだよく分からないけれど色々抱えてそう。 連載版がずいぶん盛り上がっているみたいなので続きが楽しみ。電子書籍で買ってしまったけれど、紙本は挿絵があるらしい。 えっちが濃厚。

2025/04/21