出版社内容情報
中嶋 亮太[ナカジマ リョウタ]
著・文・その他
内容説明
本書は、どんな審査委員にあたっても困らない申請書を書くための本だ。落とされないためにすぐできること、審査委員から高評価をもらうにはどうしたらよいのかを審査委員の経験者や採択経験豊富な人の見解や秘策を交えながら解説。
目次
第1章 読み手をひきつける申請書―おさえておくべき9のポイント(重要 審査の常識 審査委員はとても忙しい→多忙な審査委員に優しい、審査委員目線の申請書を準備する;どこに出すか?情報収集が勝負を制する→申請する区分を吟味して採択の可能性を少しでも高める;伝わるタイトルをつけよう→最終的に何を知りたいかをタイトルに込める ほか)
第2章 審査委員経験者が教える―科研費を獲れる人はいったい何をしているか(審査のしくみを知る→一次・二次の関係性や、評点やコメントの付けられ方をわかっておこう;採点で振り落とされない書き方→人数調整で「振り落とす」際の判断に審査委員は頭を悩ます;概要を起承転結で伝える→4段構成に慣れてきたら、進化型の「起結承展」も使ってみよう ほか)
第3章 申請書ケーススタディ―読み手ファーストで隅々まで配慮して仕上げていく(申請書を読み解き自分の記述に生かす→人のものを読むことで表現のストックを増やす;研究活動スタート支援:記述の具体性→背景や問い、具体的に何をするかまで、だれが読んでも読み取れる申請書;萌芽→基盤C:不採択を見直し採択へ→不採択になった課題に粘り強く向き合い、翌年採択 ほか)
巻本資料(申請書全文サンプル 海外特別研究員)
著者等紹介
中嶋亮太[ナカジマリョウタ]
博士(工学)。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTECジャムステック)グループリーダー。専門は生物海洋学。1981年東京生まれ。2009年創価大学大学院博士課程修了後、同大学助教、JAMSTECポストドクトラル研究員、日本学術振興会海外特別研究員(米国スクリプス海洋研究所)を経て、2018年から現職。日本海洋学会「環境科学賞」および日本サンゴ礁学会「川口奨励賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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