ウラジミール・プーチンの頭のなか

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ウラジミール・プーチンの頭のなか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 03時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799110591
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ロシア哲学を専門とするフランスの哲学者、ミシェル・エルチャニノフが、ウラジミール・プーチンの膨大な演説録、読書歴からその思想を解剖・分析し「頭のなか」を明らかに!出版されたフランスでは「両世界評論賞」を受賞し、イギリス、ドイツ、スペイン、ギリシャで翻訳されている注目作。プーチンのウクライナ侵攻に対し、日本人の多くは体調不良説をとっているが、エルチャニノフはプーチンが主に2つの思想的バックボーンを持つことを明らかにした。その危険な思想「ロシアの道」「ユーラシア主義」とは?新聞もネットも信じず、机の上の「赤いファイル」だけを頼りに国の舵をとる69歳の孤独な独裁者は、どんな論理で蛮行を決断したのか――日本人の目を開く一冊!

内容説明

なぜウクライナ侵攻を決断したのか?独裁者を駆り立てる3つの危険思想を、気鋭の哲学者が暴いた注目作、ついに邦訳!仏「両世界評論賞」受賞作。

目次

第1章 何よりもまずソビエトを
第2章 カント、ピョートル大帝、柔道の哲学
第3章 傾倒する哲学者イワン・イリイン
第4章 許しがたい世界の潮流
第5章 特別な国、聖なるロシア
第6章 ユーラシア主義の夢
第7章 偽りの友、ドフトエフスキー
第8章 新しい帝国
第9章 野望の行き着く果て
第10章 ウクライナ侵攻への伏線

著者等紹介

エルチャニノフ,ミシェル[エルチャニノフ,ミシェル] [Eltchaninoff,Michel]
哲学の教授資格と博士号を持つ。2015年、『ウラジミール・プーチンの頭のなか』にて「両世界評論賞」を受賞。現在、『フィロゾフィー・マガジン』の編集長を務めている

小林重裕[コバヤシシゲヒロ]
1979年生まれ。フランス語翻訳家。國學院大学文学部哲学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

5
世界を驚きと恐怖に陥れた独裁者プーチンの思想的背景をロシアの思想家達の言説とともに探る1冊。訳は読みやすいが聞き慣れないロシアの思想家達が多く出てくるので読むのに少々難儀した。本書ではイワン・イリインやコンスタンチン・レオンチェフ、ニコライ・ダニレフスキー等主に「保守主義」的な価値観を抱いていた思想家の言説からプーチンが何を選び取ったかを丁寧に探っている。プーチンが好むのは「科学」的な装いを施した学説らしく、それらをかいつまみながらも自己の主張を正当化する道具として使用し、侵略を肯定する思考を作り上げた。2022/09/06

アーク

2
プーチン大統領ってひと言で言うと独裁者だけれど、その出自とか政治的な背景や思想とか、はたまた思考回路とか、本書で詳細にわたって知ることが出来た。時代に逆行する同性愛に関する反逆的なスタンスやウクライナ侵攻に至るまでの経緯など、何とも保守的で不気味な人物だね。この人に暗殺されたとおぼしきロシアのジャーナリストも数多いし。こういう独裁者には早くご退場願いたいな、と思った一冊。2022/09/10

1
帝国主義的野望2023/03/17

じろう

1
たしかにプーチンの頭のなかを理解できる。ただプーチンだけでなく国民の中にもありそうなスラブ超ナショナリズム。ドストエフスキーやソルジェニツィンにもある。ユーラシア主義は中国があるから絶対にロシア盟主で成立しない。ヨーロッパの保守主義のリーダーになる野望は果たしてどうなのか。ナチスが各国にナチス亜流の追従者を出したのと似ているが極右政権がヨーロッパに誕生すればNATOのままロシア支持に動けるのか。無理だと思うが。2023/01/18

hoven

1
いろんな哲学者の引用をよくする。しかも自分の都合のいいところをつまんでる。この20年間で妄想的になったのは間違いないんだろう。索引がついてない、著者紹介が薄い。訳者あとがきがないなど、早急に出版したかったのだろうが、残念な製本。2022/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19839115
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。