87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし

  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2025年05月26日 09時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799110355
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0077

出版社内容情報

87歳の今も、50年以上住む古い団地で、ひとり暮らしを続ける美智子さん。長年かけて、居心地良く整えてきた部屋で、「最期まで過ごしたい」。
そのために、健康には気を遣い、毎朝6時からラジオ体操。朝食はプロテインやおから、アマニ油などが入った栄養満点スムージー。料理は簡単でも、お気に入りの器に盛って楽しむ。ウォーキングで摘んだ草花を窓辺に飾って。読書や裁縫、映画鑑賞…ひとりでできる趣味がたくさん。
年をとり、できないことが増えるのは仕方ない。できることを大いに頑張り、楽しもう─。そんな前向きな姿勢が、孫の撮るYouTube「Earthおばあちゃんねる」で大反響。あっという間に登録者数6万人に。
「今が一番幸せです」と言いきる美智子さんの、生き方の秘訣を大公開。希望に満ちた「ひとり老後」指南。

目次

第1章 87歳、古い団地でひとり暮らしを愉しむ
第2章 調理は簡単に食事を愉しむ
第3章 無理せずマイペースに健康維持を愉しむ
第4章 ひとりの醍醐味 家時間を愉しむ
第5章 つかず離れずで人付き合いを愉しむ
第6章 メリハリを持ったお金の使い方を愉しむ
第7章 将来を心配しすぎず今を愉しむ

著者等紹介

多良美智子[タラミチコ]
昭和9年(1934年)長崎県生まれ。小学生のとき戦争を体験、終戦後はミッションスクールに通う。大家族だったため、ひとり暮らしを夢見て、高校を卒業後、大阪で就職。27歳のとき、前妻を亡くし10歳の娘がいる9歳年上の男性と結婚。2男をもうける。55年前、神奈川県の現在の団地に引っ越す。7年前に夫を見送り、以来ひとり暮らし。65歳で調理師免許を取得、簡単でおいしい料理作りを楽しむ。そんな日常を2020年、当時中学生の孫が動画に撮り、「Earthおばあちゃんねる」としてYouTubeにアップ。またたく間に人気チャンネルとなり、登録者数が6万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

146
まず高齢YouTuberというよりも激動の昭和の語り部だと感じた。そんな語り部が、この世知辛い令和に強く優しく豊かに生きている…自分のお義母さんのライフスタイルに近い。個人的には第5章に学びが多かったかな?全ては履行出来ないが、心構えとして胸に刻んでおきたい。 今後は未来に希望を持ち難い時代へ…一方で各種ツールは溢れ、多様性も認められる良い時代になったとも受け取れる。故に『自分なりにどう楽しむか?』のスキルが求められそう。著者のように価値観を他人に依存しなければ、ずっと楽しく生きられるんじゃ?と感じた。2024/10/14

mariya926

136
55年間、同じ団地で暮らしている著者。youtubeでの発信を機に本を発刊まで。しかも韓国の図書館にまで置いてあるなんて。月々7冊ほど読まれているからか、文章が読み易かったです。考え方もクヨクヨしていなくて、歳で出来なくなった事は諦めて、出来る事で楽しんでいく。お昼寝も一日に二度されていたり、したいことだけをしていて、こう生きてもいいんだなって思いました。ちゃんと健康を考えて体操をしたり食事にもなっていました。2024/02/06

mukimi

129
祖父を亡くしてから常に寂しそうで少しずつ弱っていった亡き祖母と、祖母を失ってから元気を無くしている母を何度も思い浮かべて読んだ。祖母や母に比べ、筆者の圧倒的なポジティブさは、ドライだとも思えるほど。家族や友人と適度に距離をとり、過去に執着せず、出来ないことは出来ないと割り切り、自らの足で自立し、最低限の出費でやりくりし、好奇心の赴く場へ闊歩しておられる。物理的に孤独になる老年期には、寂しがり屋で情に脆い人より人や物に執着しない人が生きやすいのかな。筆者の心身の頑健さは非凡だと思いつつも、読後感は清々しい。2022/11/27

ネギっ子gen

112
登録者数6万人のYouTube「Earthおばあちゃんねる」の美智子さんは、87歳の今も古い団地で一人暮らしを続ける。<夫が亡くなったとき、「自分もいつ死ぬかわからない、生きているうちは楽しくやろう」と思いました。だから、ひとりになって寂しいではなく、ひとりの自由を満喫しようと考えることにしました/もちろん、できないことも増えてきました。朝の30分ウォーキングは、体がきつくなって、最近は10~15分程度に。でも、それは年をとれば仕方ないこと。受け入れて、できることやろうと思います>と。一人老後の指南書。⇒2022/09/16

109
さらっと読めてまあ良かった!多くの人が思う、こんな老後を、ゆっくり元気に好きなことをして暮らしたい!と思う生活。アクティブで、でもひとり時間が好きで、自由に楽しんでいて、バランスが良くていいなって思った。55年団地住み、食事は粗食、日々のルーテ、ひとり時間の愉しみ方、人付き合い、お金の使い方、スタンス…。とくに日々のスケジュール→読書時間多い笑、朝食スムージー、オートミール、レモン酢、何でもメモとる、小さな縫い物→夕食後の手縫い時間、10年記録と簡単な読書記録、本があればいくらでも時間が…の項がよかった。2024/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19234040
  • ご注意事項

最近チェックした商品