死ぬまで、働く。―97歳・現役看護師の「仕事がある限り働き続ける」生き方

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死ぬまで、働く。―97歳・現役看護師の「仕事がある限り働き続ける」生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799110058
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳のとき三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける池田きぬさん。「こんな年まで仕事続けるとは思わなかったけれど」「辞めようとすると、次の声がかかって」。週2回、人手が足りない日に朝から勤務に入る。「年をとっていることにあぐらをかいてはいけない。仕事するならきちんとしないと」。きびきびと動き、入居者1人1人に親身に声をかける。お世話する入居者はほとんどが自分より年下。みなさんが元気になり、家族の方が喜んでくれるのが何よりの喜び……。
「人生100年時代」が叫ばれる今、「いつまで働かなくてはいけないのか……」と暗くなっている人も多い。そんななか、きぬさんの存在は大きな希望。「高齢になっても働く」ことを前向きにとらえる──。そんなメッセージを発する本。きぬさんの仕事観から、これまでの人生、日常生活、上手に生きる知恵まで、心温まる写真とともに語りおろす。

内容説明

88歳で介護施設に就職、今も週1~2回勤務…。「年寄りだからと甘えてはあかんですね。できることは自分でせな」日々メリハリをもって、「自立した」一人の暮らし。

目次

第1章 97歳、今も現役で看護師をしています(この年まで生きて働いているとは思いませんでした;88歳で現在の職場に。「最後のおつとめ」のつもりで ほか)
第2章 「目の前に仕事がある限り働く」生き方(誕生~10代―働く母に育てられ、「手に職」をめざして;戦時中―負傷兵の療養所で看護の基本を叩き込まれる ほか)
第3章 自分でできることは自分でする暮らし(ひとり暮らし、家事はどうにか自分でやっています;「今日すること」をメモにして。1つ2つでもこなせると嬉しい ほか)
第4章 80年の仕事人生で培った人間関係の勘どころ(若い人たちには自分の経験を押しつけず、行動で見本を;年下でも、上司は上司。立場をわきまえた態度は崩さない ほか)
第5章 どんな苦労も経験も私という人間を作る薬(「一生涯を貫ぬく仕事」を持てた、ありがたさ;今も昔も看護師としてのやりがいは、患者さんが元気になること ほか)

著者等紹介

池田きぬ[イケダキヌ]
看護師。1924(大正13)年7月9日、三重県一志郡大井村(現在の津市一志町)で生まれる。地元の女学校を卒業し、赤十字の救護看護婦養成所へ進む。1943年、19歳のとき、海軍に療養所として接収された湯河原の旅館に、看護要員として召集される。終戦後、地元に戻り結婚。長男・次男を出産。中部電力津支店の保健婦として勤務。その後、精神科の県立病院で副総婦長を約20年。最後の1年は総婦長に。定年退職後、訪問看護や介護老人保健施設、グループホームなどの立ち上げにも関わった。75歳、三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳のとき、サービス付き高齢者向け住宅「いちしの里」に看護師として勤務。現在も週1~2回の勤務を続ける。2018年6月、75歳以上の医療関係者(当時)に贈られる第4回「山上の光賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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真香@ゆるゆるペース

129
図書館本。三重県のサービス付き高齢者向け住宅で働く、97歳の現役看護師の池田きぬさん。キャリア80年もの大ベテランにもかかわらず「すごいことなんて、ひとつもありません。ただ、目の前に仕事があるから、それをしてきただけ」とご本人は至って謙虚。池田さんの仕事に対する姿勢や奢らない人柄は、まさに私が目標としている大人のお手本そのもので、本当に素敵だしただただ尊敬。著書を通して池田さんの温かみが伝わってきて元気が湧いてくるし、どんな仕事でも働けるということはありがたいことだと痛感。どうかいつまでもお元気で…2022/07/03

Ikutan

79
『苦労とは、人間性を作り上げる薬のようなもの。』戦時中に看護要員として召集されてから、戦後は結婚出産を経験しつつ保健婦として勤務。その後、管理職を長く勤め、退職後は訪問看護や施設の立ち上げに関わり、75歳でケアマネ試験に合格したというきぬさん。現在の職場である『いちしの里』では、過去の経歴に拘らず、一看護師として働いている。年齢に甘えることなく、きちんと仕事をこなし、職場の雰囲気作りに貢献する。若い人たちへの心配りも忘れない。だから一緒に働きたいと同僚が増えていく。まだまだ頑張れるとエールをもらえた一冊。2022/04/22

けんとまん1007

76
頭が下がるとしか、言いようがない。97歳、現役看護師。週に1度、半日の勤務が基本でありながら、柔軟に対応される姿勢。自分自身を見つめながら、変に、甘えることもなく、前向きな思考で日々を務められている。何より、池田さんがいるから・・・ということで、人が集まってくる。これ以上の評価は有り得ないと思う。そして、何より謙虚な姿勢を見習いたい。2022/07/25

nyaoko

70
テレビの特集できぬさんを見て、「なんて凄い人なんだ!」と驚いた。自分の健康と体調にも気遣いながら、施設の方々の健康にもチェックを欠かさない。無理せず、かと言ってサボらず、気張らず、働き続ける。ナースの鏡と言うより、職業人として、もう大大大先輩!見習いたいと思う。75歳までは働く気でいる自分。なんたって年金がない。自営の旦那は遺族年金がない。自転車操業ん10年、老後資金なんて貯まらない。死ぬまで働く、死ぬまで。目指せ殉職!現場で成仏!え?迷惑?www2021/12/31

ネギっ子gen

51
戦前から看護婦、保健婦として活躍し、88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける。「こんな年まで仕事続けるとは思わなかったけれど/3日家にいると外に働きに出たくなってしまう」と。週1〜2回、人手が足りない日に朝から勤務に入る。そんな池田きぬさんの仕事観から、これまでの人生・日常生活・上手に生きる知恵まで、写真とともに語られる。<今、振り返ってみると、私の人生は、本当に地図のない曲がりくねった道のようでした。その道を生きている限り、自分なりに考え、前を向いて歩いてきたんだと思います>。⇒2022/05/06

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