出版社内容情報
高齢になるほど、食が細くなり、料理が面倒になりがち。一人暮らしの人ならとくに。高齢者の「低栄養」が隠れた健康問題になっている。
食事の内容は健康に直結する。高齢者ほど、意識的に「栄養のある食事」をとる必要がある。ただ、その調理方法は超簡単でいい。缶詰や練り製品、カット野菜、冷凍野菜を大いに活用。品数豊富にする必要はなし。「タンパク質+野菜+主食」のシンプルな公式で、インスタントラーメンもバランス栄養食に早変わり。
高齢社宅を訪問し栄養管理指導を行う著者による、現場に根ざした「本当に使える」シニア健康食バイブル。
内容説明
たんぱく源+野菜+主食の黄金方程式で作るバランス栄養ごはん。知らぬ間に陥る「低栄養」を防ぐ!缶詰やカット野菜を使ったレシピ、3食献立例も掲載!
目次
第1章 三食とっているのに「栄養が足りていない」!?(年齢とともに食事量が減り、いつの間にか「低栄養」に!?;ご飯だけ、菓子パンだけ…食事の偏りで体が弱る「たんぱく質不足」 ほか)
第2章 「栄養のある食事」をするための、超シンプルな方法(たんぱく質を手軽にとれる優秀食材「練り製品」;卵は完全栄養食。たんぱく源であり、ビタミンやミネラルも ほか)
第3章 在宅訪問管理栄養士流!簡単で栄養バランスばっちりレシピ(栄養バランスは「3日単位」くらいで、ゆるく考える;「今の食事を丸ごと変える」ではなく、「不足を足す」「とりすぎを引く」 ほか)
第4章 健康寿命を伸ばす!もっと知りたい栄養の話(シニアは無理なダイエットをしてはいけない理由;意識していないと不足しがちな「亜鉛」を効率的に摂取するコツ ほか)
著者等紹介
塩野〓淳子[シオノザキジュンコ]
管理栄養士・在宅訪問管理栄養士・介護支援専門員(ケアマネジャー)。1978年大阪府生まれ。2001年女子栄養大学栄養学部卒。長期療養型病院勤務を経て、2010年、訪問看護ステーションのケアマネジャーとして在宅療養者の支援を行う。現在は機能強化型認定栄養ケア・ステーション訪問栄養サポートセンター仙台(医療法人豊生会むらた日帰り外科手術クリニック内)で、在宅訪問管理栄養士として活動。一般社団法人日本在宅栄養管理学会理事
若林秀隆[ワカバヤシヒデタカ]
医師。東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授・基幹分野長。神奈川県出身。1995年横浜市立大学医学部卒業。2016年東京慈恵会医科大学大学院医学研究科臨床疫学研究部卒業。横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科を経て、現職。専門はリハビリテーション栄養、サルコペニア、サルコペニアの摂食嚥下障害。一般社団法人日本リハビリテーション栄養学会を設立し、現在は監事として活動を続けながら、リハビリテーション栄養の普及啓発に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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涼
たまきら
柊子
カタコッタ
退院した雨巫女。