出版社内容情報
オクスフォード大学出版の知的教養シリーズより、多様性の現代でしっかり認識しておきたい人種差別の歴史と現状、今後について解説。
内容説明
本書はレイシズムの歴史をひもとき、その最新研究をふまえながら“現在進行形のレイシズム”を考察する。自分をとりまく「世界」がどんな難題をかかえているか。それはなぜ起こり、どうしたら解決できるのか。
目次
1 “人種”と人種主義―ことば遊びのような難問
2 帝国主義、大量虐殺、そして人種の“科学”
3 科学的レイシズムの終焉
4 人種化、文化的レイシズム、宗教
5 構造的レイシズムとカラーブラインドの白人性
6 インターセクショナリティと“暗黙”あるいは“無意識”の偏見
7 右翼政党のナショナル・ポピュリズムの台頭とレイシズムの今後
著者等紹介
ラッタンシ,アリ[ラッタンシ,アリ] [Rattansi,Ali]
ロンドン大学シティ校社会学部客員教授。レスター大学、公立通信制のオープン大学でも教え、ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジ客員研究員、米国ウィスコンシン大学マディソン校客員教授でもあった
久保美代子[クボミヨコ]
翻訳家。大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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