内容説明
年金7万円の暮らしでこんなに明るいひとり老後。あるお金に感謝して。それで十分足りる暮らし。手作りの食事と筋トレで健康維持。週3回シルバー人材の仕事が張り合いに。71歳からプール通い。いくつになっても新しい挑戦。植木の花が咲いただけで、空が晴れただけで幸せ。牧師にして子供4人・孫16人のビッグマザー、清貧かつ豊かな生活!
目次
第1章 74歳、ひとり暮らしに満足しています
第2章 月7万円で十分に暮らせています
第3章 寝たきり・認知症を遠ざけるための健康管理
第4章 「働く」ことが日々の張り合い、元気の源に
第5章 日常生活のひとつひとつを大切に
第6章 くよくよ悩まずに生きるコツ
著者等紹介
ミツコ[ミツコ]
牧師。1946年生まれ。8人きょうだいの5番目として牧師家庭に育ち、自身も牧師を志す。神学系の大学を卒業後、同じく牧師の夫と結婚。夫婦二人三脚で47年間教会を運営。その傍ら娘4人を育てる。娘たちはいずれも早くに独立し、孫が16人。長年闘病していた夫を2016年に見送る。その後は住まいを引き払い、単身公営住宅に。現在も協力牧師として、週2回教会につとめ、日曜礼拝で説教をすることも。牧師は富とは無縁の仕事。お金がないならないで、工夫して楽しく暮らす。過去を振り返ったり将来を心配したりせず、「今ここ」に心をこめて生きるのを大切に。背筋を伸ばし、いつも笑顔で(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
85
お金持ちだから幸せではなく、結局は自分の考えかた一つ。自分の生きたいように生きる!老後はそんな風に生きていけたらいいな。2022/07/03
ぶんこ
63
牧師としての生活が垣間見られました。卒業と同時に結婚され、4人の娘さんを育て上げられ、今はお孫さんもおられて、たくさんの親族がお近くに住われています。それだけでもお幸せと思ってしまう。いやいや、人と比べてはいけないとミツコさんも言われています。反省。74歳でも人生の現役なところが素晴らしい。教会、シルバー人材センター、係わりのある方々への見守り、親族との食事を手作りとパワフルに外部とかかわった毎日。7万円でも貧乏くさくはなく、電話代などをケチらない心の豊かさ。私も常に口角を上げた生活を心がけよう。2021/09/26
とよぽん
62
新聞に広告が載っていたので、いつか読みたいと思っていた。幸い、図書館で「今日の返却本」ラックにあったので借りてきた。とても読みやすく、静かで地に足の着いた、すがすがしいミツコさんの日々の生活が語られていた。人と比べず、お金に縛られず、花や青空を美しいと思い、自在に生きる姿に敬意を感じた。「ないのはお金だけ。あとは全部そろってる」って、私は言える日がくるだろうか。2022/05/12
涼
60
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/07/post-baf830.html 正直、あまりお勧め本ではありません。2021/07/09
タピオカ
43
牧師の家に生まれ育ち、牧師の妻として4人の子を育て後に牧師となったミツコさん。今は公営住宅でひとり暮らし、シルバー人材センターの仕事もする。目の前のことを最高にしようと向き合っていること、人のためでなく自分のためと思うことで生きるのがラクになること、相手の自立を目指すこと、人と比べないことなど、今も自分に言い聞かせているのがとても素敵だ。見習いたい。2021/08/07