出版社内容情報
一流ファンドマネジャーの思考プロセスを追うことで、ストーリーや着眼点を見いだし、経済の動きを見て判断、行動、検証できる一冊。
内容説明
過去、何度も訪れた困難な時代。先人たちは、躓きながらも懸命に国難を乗り越え、私たちに歴史をつないだ。今、日本人、一人一人が賢くなり、心を強くすることが、私たちの生命、子孫、生活、財産、職、人生、国を守ることにつながる。持たざる国の資源は「人の力」。大きな変革の時代、先人の知恵に学び、たゆみなく最善手を打ち続けることが勝利に結びつく。
目次
第1章 コロナショックと世界の行方
第2章 国難を救う思考と行動―「鳥羽伏見の戦い」に見る勝敗の分岐点
第3章 社会の激変期と日本の選択―昭和維新の失敗と敗戦に学ぶ、日本の潜在的リスクであるエネルギーと地政学
第4章 「超限戦」という見えない戦争の時代
第5章 日本は「永世中立国」という選択肢を取り得るか
第6章 17世紀のオランダに学ぶ、コロナショック後の世界への対応
第7章 コロナショック後の日本を取り巻く国際情勢
第8章 コロナショックと金融市場
著者等紹介
塚口直史[ツカグチタダシ]
グローバルマクロ戦略ファンドマネージャー/欧州系投資顧問会社最高経営責任者/グローバルマクロ戦略主任/Plus Plus Group創業者/日本証券アナリスト協会会員/欧州連合上級金融認証資格/早稲田大学政治経済学部経済学科卒。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。都銀系投信投資顧問入社後、シティバンク・国際金融本部短期金利トレーディング部を経て、2008年・世界最大級の運用会社であるブラックロックにてグローバルマクロ戦略ファンドを統括。2014年よりPPG社を設立、エネルギー・地政学リスクに関する情報をヨーロッパ・アジア双方を通じて広く求めるべく2013年よりモスクワにリサーチ拠点を移す。EUで運用一任業務ライセンスを取得、欧州系グローバルマクロ戦略ファンドを設定・運用。2016年7月1日より、SBIグループと共同で30~40代の幹部向けの金融サロンをスタートしたほか、超富裕層向け、外資系投資顧問会社向けに「ヘッジオンライン」を発行。海外投資の観点から国際金融事情を届け好評を博している。ブルームバーグなど、海外メディアへの記事寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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