出版社内容情報
現役の大学教授である著者が、レポート・論文を書くにあたり、まずは「事実」と「意見」を峻別する目を養えるよう解説する1冊。
内容説明
“とっかかりのアイデアを丁寧に拾い、大きなテーマを思い描く”“テーマに沿う資料を読み込み、要点を手当たり次第メモにする”“全体の流れを考えながら、各メモを整理し並べかえる”“固まったアウトラインに沿って「実直に」書いていく”きっちり書けて、すんなり伝わる!誰も教えてくれなかった書き方の基本。
目次
第1章 レポート・論文の基本知識
第2章 レポート・論文の準備1 心構えから資料収集まで
第3章 レポート・論文の準備2 資料の読み込みから問題整理まで
第4章 組み立てて執筆する
第5章 文章表現の向上1 「200字作文」できっちり段落構成
第6章 文章表現の向上2 論理的で読みやすく仕上げる20のポイント
第7章 引用・参考文献を正しく取り扱う
巻末付録
著者等紹介
新田誠吾[ニッタセイゴ]
法政大学経済学部教授。1960年、広島市生まれ。修道高校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。大学で学んだドイツ語の魅力に取りつかれ、大学院に進学。同大学院文学研究科独文学専攻博士課程単位取得。1997年より現職。2015~2016年度、法政大学副学長。専門はドイツ語教育およびドイツ文学。中でもドイツの詩人リヒャルト・デーメルの研究では本邦の第一人者である。「リヒャルト・デーメルの『浄められた夜』―1900年前後の創作と検閲」(2014)など論文多数。大学のドイツ語教育に加え、専門のゼミでは論文を指導。「200字作文」を取り入れた独特の手法で、四半世紀にわたって学生の文章力・論文執筆能力を伸ばしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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