ふたたびの確率・統計〈1〉確率編

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ふたたびの確率・統計〈1〉確率編

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784799108314
  • NDC分類 417
  • Cコード C0041

内容説明

「ものの数をかぞえる」という最も原始的な数学から現代数学にまで一気につながる集合と確率の話、無限や組合せ爆発、芸術に関わる偶然の話まで、これ以上ない丁寧かつ平易な説明で解き明かす。

目次

第1章 場合の数(Number of Cases)(集合―まずは、いろんな記号に慣れよう;集合の要素の個数―もう少し記号に慣れよう;場合の数―まだまだ「前菜」です;順列―いよいよ「メインディッシュ」;組合せ―順番は気にしない選び方)
第2章 確率(Probability)(事象と確率―身近ゆえ誤解を生みやすい;確率の基本性質―ベン図でわかりやすく;独立な試行の確率―まずは二の丸から;条件付き確率―いよいよ本丸へ)
入試問題にチャレンジ

著者等紹介

永野裕之[ナガノヒロユキ]
「永野数学塾」塾長。1974年、東京生まれ。暁星小学校から暁星中学校、暁星高等学校を経て、東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代に数学オリンピック出場。また、広中平祐氏が主催する「第12回数理の翼セミナー」に東京都代表として参加。数学と物理学をこよなく愛する傍ら、レストラン経営に参画。日本ソムリエ協会公認のワインエキスパートの資格取得。さらにウィーン国立音楽大学指揮科に留学するなど、多方面にその活動の場を拡げる一方、プロの家庭教師として100人以上の生徒にかかわる。その経験を生かして、神奈川県大和市に個別指導塾「永野数学塾」を開塾。わかりやすく熱のこもった指導ぶりがメディアでも紹介され、話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naka

11
普段生活している中で、確率・統計の要素がかなり入り込んできているのを感じ、とりあえず読みはじめました。最後の方の大学入試レベルの例題を解くところで挫折しましたが、ごくごく基本的な数式はまあまあ理解できたように思います。2024/11/23

タカボー

10
「とてつもない数学」の著者である永野裕之先生に期待を込めて。入試問題のところはやってないけど、確率の頭の使い方、考え方は勉強になった。一応高校で習ったはずだけど、全然記憶にない。公式に抵抗がある私でも、具体的に落とし込んで説明してくれてるのが良い。ただ誤植が多い。出版社の問題かなぁ。ホームページには訂正表出てるけど。有名なモンティーホール問題とか心情的に錯覚する確率の話が面白い。頭では理解しても心で「でもさぁ」と呟いている自分がいる。2022/01/03

nekozuki

10
高校数学の確率・統計やり直し確率編。 ベルヌーイ確率や条件確率などは自分が高校生当時には勉強していなかったため、本書やその他の統計関係の本で勉強することになった。やはり統計入門の本より前に基礎部分を学び直す方がよい。2020/02/23

roughfractus02

6
ギャンブル由来の確率と国勢調査由来の統計という2領域が、ブルバキの数学の基礎づけを通して集合なる共通語で繋がったという説明に始まる本書は、集合、場合の数、順列、組み合せの例題を解くよりもむしろ読むようにして知識を組み立て直しながら確率へと至る。モンティ・ホール問題やベイズ確率の概要に触れた後は、大学入試問題を解く後半になるのだが、方針と答えが与えられるので、解答から逆算して別解を探したり、より合理的な計算の仕方を工夫するなどして問題を組み立てる側にも回れる。「ふたたび」の使い方は時間制限がないだけ多様だ。2020/03/30

やまうち

0
⭐︎102020/06/06

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