世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業

Ｎａｍｉ Ｂａｒｄｅｎ/河合 克仁【著】

すばる舎（2018/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784799107706
• NDC分類 498.39
• Cコード C0030

出版社内容情報

世界的な企業のCEO、投資家、コンサルタントetc.…。そんなエリートたちが集う教室が、インドにある。その名は、「ワンワールド・アカデミー」。ここは、心のあり方を教えてくれる教室。「自己啓発や瞑想の類には一切興味ない」という人々が、受講後「幸福とはこのことを言うのか」と、多幸感を手に入れて帰ってゆく。結果・効率を重視する中で、「幸福とは・心の平穏とは何か？」「どうすれば手に入れることができるのか？」その方法を、この教室では教えているのだ。
本書は、その「ワンワールド・アカデミー」で教えられている「美しい心」のつくり方を学ぶことができる本である。エリートも、非エリートも、どんな人にとっても、結局最後に克服しなければならないのは自分自身。より良い人生を手に入れるための、心のブロックの外し方、整えるためのワークを収録する。

奈美・バーデン［ナミバーデン］
著・文・その他

河合克仁［カワイカツヒト］
著・文・その他

内容説明

一流の最後の敵は、自分である。世界的企業のＣＥＯ、ウォール街の大物投資家、アラブの王族などが集まるインドの教室―。そこで学ぶのは、怒り、悲しみ、プライド、怖れ、焦りを消し去り、「美しい心」をつくる方法。

目次

序章　億万長者は、なぜ「心」を学ぶのか
第１章　「苦悩の心」を「美しい心」に変えるには
第２章　美しい心をつくる４つのステップ
第３章　あらゆる苦悩は解消できる
第４章　しがみついている理想像に気づくには
第５章　心をメンテナンスするためのメディテーション

著者等紹介

Ｎａｍｉ　Ｂａｒｄｅｎ［ＮＡＭＩ　ＢＡＲＤＥＮ］
プロのバレエダンサーになることを目指し、１７歳の時にモナコのプリンセスグレースバレエアカデミーに留学し、その後パリの日仏芸術舞踊学校へ。しかし２０歳で人生の方向転換を決意し、大学に進学。米国コロラド州のフォートルイス大学ビジネス専攻を首席で卒業する。東京の外資系企業で働いた後にハワイのリテール企業に就職。結婚と出産を経て、夫の投資系会社と不動産会社の業務を手伝うかたわら、ワンワールドアカデミーのトランスフォーマー（メディテーション＆ＷＩＳＤＯＭ講師）として２０１５年から２０１８年まで活動。現在は「意識的（コンシャス）に生きる方法」を広めるべく、世界中のクライアントを対象にセミナーや個人カウンセリングを行っている

河合克仁［カワイカツヒト］
愛知県豊橋市生まれ。筑波大学体育専門学群卒業後、人材教育コンサルティング企業に入社。営業・コンサルタントとして、歴代最高の営業記録樹立をはじめ、社長賞、ＭＶＰなどの社内表彰も多数。２０１４年に独立。価値観が多様化する現代で活躍する真のリーダー育成を目指す、株式会社アクティビスタを設立。グローバル企業から１００年企業向けの組織開発支援や、中高校生向けのキャリアキャンプといった人財開発支援に情熱を注ぐ。２０１５年より筑波大学で非常勤講師としてキャリア教育の授業を担当。また、２０１６年からは内閣府地域活性化伝道師に就任し、企業と連携して人材採用や育成を通した地方創生の活動も推進。国内外で活躍の場を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コージー]

★★★★☆内閣府地域活性化伝道師に就任し、人材採用や育成の活動をしている著者。世界中の億万長者が集う、『心の授業』から得たエッセンスをもとに、苦悩や問題を解決する方法が紹介されている。4つのシンプルなステップを軸に展開されているため、実践に繋げやすい内容です。専門用語もなく具体例がわかりやすいので、手軽に読める本ではないでしょうか。【印象的な言葉】私たちの苦悩を生み出しているのはすべて、心の内に抱いている「自分はこういう人であるべき」「自分はこういう人であらねばならない」という理想像（願望）です。

2020/04/09

[猫洞 文月]

シンプルな心を整えるメソッド。タイトルに『億万長者』とあるけど、一見成功してように見える人の心に欠けているものを見つけるという趣旨だった。成功するためのメソッドではなく、心を整え幸せでありのままの自分でいられるための方法論。そして追い立てられるようにがむしゃらにがんばるよりも「綺麗な心」でいれば結果を求めて焦っているときより正しい選択ができ健康や人間関係も良好でいられる。そのために心の声をしっかり見つめる、という内容でした。納得できるエピソードが多く良書。

2021/08/18

[速読おやじ]

美しい心の状態を常に保てば悩みはなくなるという。それは今を生きるということ。過去や未来に生きてるのではないのだから。そして、苦悩は自分中心に考えているから、生まれるのだ。うーーん、この手の本は何度も読んで分かっているつもりなのに、やはり身に付いていない。ネガティブな感情になっているときは、心が美しくないのだということに常に気付くようにしよう！

2019/12/26

[玖良やまだ]

人は皆、欲にまみれ生きていく。欲の先は、地位、名誉、物、グルメ、、、いずれも欲を自分の外に向けることばかりだ。億万長者ともなれば、ほとんど手に入れることが可能だろう。そこで欲を内に向けることを考えた結果、心の安定を手に入れることにたどり着いたということだろう。

2020/01/15

[めかぶこんぶ]

☆要約：自分の奥底にある「理想像」こそが苦しみの原因 ●内容：苦しみの根本にある原因を、自分の奥底にある理想像との乖離と考え、それを手放すためのステップを解説。①苦しんでいる自分に気づく②苦しみと共に心をめぐる「声」を見つける③その声を発している「自分の理想像」をに気づく④理想像への拘りを手放し、自分中心ではない行動を選択する、の４ステップ。自分が「曲げられない」と思っていることや、「イラッとした時」に着目し、そもそもなぜそうなのかを考えていくことで、苦しみの原因が自分のこだわりであると気づくアプローチ。

2020/04/24