「ゴール仮説」から始める問題解決アプローチ―どんな難題、難局も短時間で突破する戦略コンサルの手法

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799107317
  • NDC分類 336
  • Cコード C0030

出版社内容情報

今、現場で求められる生産性の高いマネジャーの問題解決力とは、?「何に答えを出すべきか」…イシューの特定  ?「どんな答えをどのように出すべきか」…考え方、ロジック  ?「それをどのように伝えるか」…伝え方である。労働時間や経営資源を削減することが求められる「働き方改革」のなか、チームの生産性を高めるには、リーダーは限られた時間で、最善の解を導き、課題を突破する力を付ける必要がある。本書は戦略コンサルタントが実践する「ゴールから逆算した仮説」「構造化したコミュニケーション」により、短時間で解を共有する方法を解説する。

佐渡誠[サドマコト]
著・文・その他

内容説明

まず、「ゴール仮説」を議論すれば、ムダな会議・不要な調査・手戻りロスは激減する。チームの生産性を劇的に向上させ、スムーズな意思疎通を実現するために、今すぐ改善すべきこと。

目次

第1章 なぜ、これまでのやり方では生産性が上がらないのか?
第2章 ゴール仮説から始める問題解決アプローチ
第3章 ゴール仮説と、真に答えるべき問題を明確にする
第4章 ゴール仮説の「筋のよさ」を意識する
第5章 全体像を「見える化」し、共有する
第6章 事例から学ぶ、失敗と成功を分けた要因

著者等紹介

佐渡誠[サドマコト]
KPMGコンサルティング執行役員パートナー、経営企画・グローバルストラテジーグループ担当。慶応義塾大学経済学部卒業後、国内大手メーカーに就職。4年間の営業経験を経て、外資系戦略コンサルティングファームにてコンサルティングキャリアをスタート。約15年にわたり、通信、消費財、家電、製造業などさまざまな業界に対して成長戦略、新規事業戦略、営業・マーケティング戦略などの各種コンサルティングサービスを提供。2014年よりKPMGコンサルティングの立ち上げに参画し、ストラテジーグループのパートナーとして経営マネジメント、業務変革などのプロジェクト全般をリードするとともに、採用・人材開発もリード。現在、執行役員経営企画・グローバルストラテジーグループ担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yo

11
【全てはまず仮説を立てるところから】「どうしたら良いか」という解決策を検討するために、まず行うべきことは何か。問題の原因を探る? 外部環境を整理する? 否。「結論を出す」だ。というのがこの本。もちろん、何もリサーチしてない状態で正しい答えが出るわけではないので、あくまで仮説なんだけど、それを持っていることによって、確からしい答えに行き着くのための道筋を作ることができる。特段珍しい主張ではないんだけど、事例を含め、仮設がないとどうなるか、仮設が甘いとどうなるかを具体的に説明してくれているのでとても良い。2020/12/20

しばにゃん

3
案件の始動時点で、最終アウトプットイメージ(≒ゴール仮説)を持つメリットを説く。「調べていくうちにゴールは見えてくるだろう」というマインドは間違いとのことで、耳痛な話。予めゴール仮説及びゴール仮説の論拠となる個別仮説を構築し、提言の全体像をイメージすることで、効率的な知的生産を可能にする。仮説の深さで勝負出来るようになりたい。2021/08/14

静岡茶

3
何度も読み返したい。失敗事例が掲載されているのはありがたい2020/05/20

コービー

2
本書によると、プロジェクトを進めるときは『最初にゴールを決めて仮説と検証を行い、ゴール仮説を磨きあげていく』という手順で行うとよいのだそうです。また『まず問題の原因を調べてから解決策を考える』というのが大切なのだそうで、0秒思考の方法と似ているのかなと思いました。2021/01/23

ダイスケ

2
課題解決をするために、どのようにアプローチするかを書いた本です。筆者の経験をもとにして、失敗事例と成功事例が挙げられています。印象に残りやすいようにレイアウトの工夫をしています。2020/08/14

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