出版社内容情報
中野崇[ナカノタカシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
32
言うまでもなく起業にあたり、調べることは必須です。すなわちマーケティングリサーチは転ばぬ先の杖。はい、当たり前のことを言ってます。何か得たと言うことはないのかもしれません。しかし、その概念が確実に、私の頭に植え付けられました。その可能性を探りながら、起業に向けてゆっくりと。以下メモ。リサーチは課題解決のインパクトが大きいものから着手するのが鉄則。口コミ分析をする際は、ちょっとした心の動きをリアリティだと捉える。良質な仮説構築には、5巻を使って体で丸ごとインプットする。2022/09/02
ミライ
28
2018年最新のマーケティングリサーチの解説本。中身はそれほど難しくなく、図解などを駆使してわかりやすくまとめられている入門書的な内容だった。現代はネットを駆使したリサーチが主流で、よりリサーチの精度を高めるには、、ネット+(リアルに人を集めての)グループインタビューがよさそうだ。個人的に気になったのが、脳波を測定してのリサーチ、ヒトの脳をリサーチするので嘘はつけない、最近のwebCMなどでの事例が紹介されていたのが興味深かった。2018/04/27
アベシ
26
マーケティングリサーチは言葉としてはよく聞くが、実際にどうやるのか知りたくて読みました。この言葉はマーケティングとリサーチの合成語であり、マーケティングに基づくリサーチについて書いてある。広義に言えばマーケティングとは課題を解決するための情報収集や分析のことで、まずは課題を明確にするためのおなじみの3C分析などのフレームワーク分析をした後、問題のリサーチになる。リサーチは課題解決のインパクトの大きいものから着手する、これは非常に大切なことだと思います。2019/12/01
Kentaro
18
ビジネスの目的は最終的に売上や利益を増加させていくことであり、リサーチ・データ分析・マーケティングなど、あらゆる活動の目的も突き詰めれば売上・利益の増大だ。多くの人々の心を動かしているモノやコトは、大きなお金を生み出している可能性が高いわけなので、そこに必ずビジネスのヒントがある。あなたのビジネスがBtoCであってもBtoBであっても、人々がお金を払っているモノ・コトにふれ、ヒントや理由を体感することで、自分のビジネスの成長につながる種(仮説)を得られる。原宿のパンケーキが大人気であれば足を運ぶといい。2019/02/03
東原そら
10
データ分析する目的とは。 すべてがデータになると行っても過言ではない現在。ただ、意外にマーケティングリサーチにポイントを絞った本は少ない。 本書にはインターネットリサーチからインタビューまで幅広く手法が紹介されている。 筆者はリサーチを「ビジネス課題を明確にし、課題解決のアクションや意思決定のために必要な情報収集や分析」と定義している。 つまりビジネスのアクションにつなげることができる準備、仮説の立案が重要なのだ。 データから読み解く力も重要だが、どのデータが必要か仮説する想像力も必要のようだ。2025/06/18
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